Home > 自己満足系気まぐれ更新日記 > 体操・新体操 > 世界新体操 2022

自己満足系気まぐれ更新日記

2022/09/24   世界新体操 2022

今年もやってきました、

年に一度のお楽しみ、世界新体操。

今年は個人種目も録画して観戦。

 

基本的にはとても楽しみにしてたし

予想通り楽しかったのだけど、

1つ残念なのが、

ロシアのウクライナ侵攻のせいで

ロシアとベラルーシは出場権剥奪。

 

東京五輪では遂に絶対女王ロシアが下され、

ブルガリアが優勝。

その後同じ年に行われた世界選手権では

ブルガリアは怪我で出場棄権してるから、

ようやく新旧女王対決が見られるところだったのに、

ホントにもう・・・!!

プーチン、いつまで戦争してんの!!

選手が競技以外の理由で出場できないとか

本当に嫌!!

マジもうやめてーーー!!!
 

でも、ロシア・ベラルーシの不在の影響で、

メダル・入賞を手にした選手は国籍多様。

そこが興味深くもあり。

成長率という意味では特に、ドイツ。

まず、

個人総合で金メダル候補のソフィア・ラファエーリ(伊)と一騎打ち繰り広げた選手が

ドイツのヴァルフォロミーフ。

0.2ポイント差。

金のラファエーリも 18歳で若いんだけど、

銀・ヴァルフォロミーフ、15歳ですってよ。

演技は安定感抜群で余裕があって、

とても15歳とは思えなかった。

解説でも「凄い選手が出てきた」って言われてたし、

これからもっと伸びるんじゃないかとのこと。

しかも、

東西ドイツ統一後、これが初のメダルらしい。

種目別だとクラブでは金。

ロシア、ベラルーシ不在とはいえ、

こりゃー歴史が動いたね。

団体種目別でもドイツはリボン・ボールで6位。

ここ最近力を付け続けてるらしいが、

へぇー、ドイツ凄いんだねー。

どうも最近コーチがロシア人に変わったそうだ。

なるほど、その影響はあるのかねぇ。

こういうのって結構デカかったりするよね。

 

ちなみに個人種目の解説は

昨シーズンで強化本部長を引退した山崎浩子。

ここ数年団体で解説を担当している田中琴乃とは

全然タイプ違う。

田中琴乃は演技中に逐次

技の名前とか何が起きたかとかコメントするタイプで

王道の解説って感じなのだけど、

山崎浩子は演技中に喋ることが少ない。

で、解説というより感想といった感じのコメントも多い。

「この選手の持ち味が非常に活きたプログラムですねー」とか、

「身体難度が非常に正確な選手ですね」とか、

「ちょっと雑なところが目立ちましたかね」とか、

総評的なコメントがメイン。

新体操界を長く見てきた人のコメントって感じ。

解説者の違いというより

団体種目と個人種目の違いもあるんだろうけど、

そういうの、面白いねー。

 

あと、個人種目に関してもうひとつ。

銅、ブルガリアのスティリアナ・ニコロバ。

なんと身長、141cm!!!

小さい!!可愛い!!!

そして、その小柄さを生かして演技が超絶スピーディー。

そこもまた可愛い!!!

顔も可愛い!!!

 

 

そして最大のお楽しみ、団体ですが。

 

 

日本は8位!!

よよよよーーーー!!!

 

推しのイタリア、4位!!

よよよよよよーーーー!!!

 

 

これで日本は、

5年連続メダル獲得の記録が途絶えた形。

あうああ。

でもさ、

日本は昨年で経験豊富な選手がごっそり引退、

メンバー総入れ替えと言って良いぐらいの体制だったんだよね。

キャプテンは昨シーズンまで若手エースって感じだった鈴木。

それ以外に昨シーズンから続投の選手は竹中のみ。

いやー、プレッシャーだっただろうなー。

コーチ陣も同じタイミングで

強化本部長の山崎浩子が引退。

練習拠点もそれまでのロシアから日本に変わったんだそうな。

ガラッと一新。正に新体制。

その新体制でぜひメダルを獲ってほしかったなーとは思ったけど、

まぁまぁ、そんな簡単にはいかないか。

逆にこれからのチームってことだね。

フェアリージャパン。

 

日本が売りにしている同時性は

フェッテのローテーションなんか見てても

昨シーズンの方が揃ってたなと思う。

ということは、ここは伸びしろになるんだと思うのよね。

逆に、今のフェアリージャパンの方が進化してるなと思ったのは

パンシェのローテーション。

これ、昨シーズンまで入ってなかったよね。

 

一度金を獲った後の日本が

その後なかなか金を獲れなくて、

何だろうなー、何が足りてないのかなー、

と思いながら見てた時に、

やっぱり身体難度なのかなーとは思ったのね。

その1つとして、

日本の構成にはパンシェのローテーションってないなぁと。

上位各国は結構やってるのに。

でもそれが今回は入ってる。

 

進化してるんだねー、フェアリージャパン!!

 

ところで、山崎浩子が引退したあと

強化本部長は誰になったのかなーと気になって調べたら

田村由香里だった。

私が現役選手だった頃のエース。

ここでも世代・時代を感じるわー。

 

とにかく、新生フェアリージャパンはこれからのチームね。

頑張れ!!

頑張れーー!!

 |  Blog Top ≫