今年の世界体操はイギリス開催。

日本代表メンバーは、

神本、橋本、谷川航・翔、初出場の土井。

TV 放映は生放送があったのだが、

目玉の団体、個人総合は AM 3:00 からの放送。

リアルタイム視聴には厳しめのお時間。

 

男子団体の日は

ライブを見に行った帰りに打ち上げで飲んでたら

帰りの電車が止まって 2:00 ごろ帰宅。

流石にそこからリアルタイム視聴する元気なし。

でも結果が気になりすぎて、

外出の予定があった翌日、

外出前に超高速で録画視聴。

翌々日の個人総合は

翌日休みだったのでリアルタイム視聴。

 

あー！！

やっぱりリアルタイム視聴は楽しいなー！！

ドキドキ緊張感を共有出来てる感じがさー！！

 

結果、個人総合は橋本が悲願の金。

遂に！！やりよった！！

五輪と世界選手権の二冠～！！

あっぱれじゃーーー！！

今回、スタジオにはゲスト解説で内村航平が来ていたのだけど、

この結果を受けて内村も「真の王者」って言ってた。

いやーーー

内村が引退した翌年にこうやって、

ちゃーんと後継者が後を繋いでるんだもんなー。

素晴らしきかな。

五輪と世界選手権の両方で金を獲るのは

内村航平以来の快挙とのことだが、

それを内村が自分で「僕以来の快挙」って言っても

全然嫌味に聞こえないのがまたウフフ。

 

試合途中の雑談的なシーンでは、

世界選手権6連覇という内村の功績を

「改めて素晴らしい！！」って拍手する松岡修造をサクッと制して

「でもそれを（試合が終わる）1時間後に橋本選手に僕が言ってあげたい」

って言う内村にもはわわわーーです。

解説の白井との掛け合いも良かった。

 

本当に内村は、いい意味で変わったよね。

自分の体操に全集中だった若手時代から、

徐々にフォーカスが日本の体操全体にシフトしてさー。

その、内村を変えた1人がこの白井でさー。

白井も今や解説としていい仕事してるし、

あたしゃこういう今が嬉しいよ。

感慨深いわ。

 

解説中に「僕はつり輪が苦手だった」って言ってたの、

ちょっとびっくり。

昔、苦手種目について聞かれたとき

「苦手種目はありません」って、

ちょっとムッとしてんのかな？って感じで言ってたの

印象的だったからさ。笑

それを今こうやって言えるだなんて、

大人になったんだなぁ。しみじみ。

まあ、苦手って言ったって

点の稼ぎどころにできなかったってだけで、

いわゆる苦手とは違うと思うけど。

でもそこを飲み込んでそう言うっていう（もういいって）

 

 

ま、そんな脱線はここらにして。

 

 

個人総合はもうひとつトピックがあって、

谷川航の銅メダル。

つまり日本は橋本・谷川の W表彰台。

これはめでたい！！

久しぶりじゃないか！！

 

でも、団体は銀。

予選は1位通過だったし今回はいけるかと思ったものの、

結果は銀。

選手たちも悔しそうだった。

谷川弟・翔は涙まで流してたし。

あん馬の落下がよほど悔しかったのか

「僕のせい」って言葉まで出たぐらいだったが、

でも、

1種目目のゆかでのトップバッターの演技は

素晴らしかったけどな･･･！！

谷川翔のあのゆかのスタートは

確実に日本チームにいい流れ作ったと思うわ。

だからあまり自分を責めなさんな･･･！！

 

ミスという意味では、

金を獲った中国もミスの数は多かったのよね。

予選なんてもっと多くて4位通過だったし。

だが決勝の中国は手堅かった。

ミスがあっても別の演技、別の選手が確実にカバーして

がっちり流れを呼び戻してて、

終わってみたら 4点差。

なんかもう、磐石って感じ。

日本も会心の出来！！って場面はあったし

そこでの盛り上がりもあったけど、

中国が一枚上手(うわて)だったね。

ここぞというところで決めてくるのはやはり中国。

ぐぬぬ。

あの手堅さと強さが日本には必要なんだなぁぁぁ。

 

でも、

その団体で今ひとつって感じだった各種目を、

橋本も谷川も個人総合で次々払拭していくところは

見ていて本当に痛快だった。

谷川は団体の跳馬で封印した「リセグァン」を

個人総合では見事に跳んだし、

橋本は団体で落下があった鉄棒を

ミスなく決めて着地もピタリ。

「王者らしい着地だった」と

スタジオの内村もお墨付き。

大会後の内村・橋本のやりとりで

「止めました」「止めた瞬間、航平さんの顔が浮かびました」

って言ってた時、

なんか胸が熱くなっちゃったわよ。

その前に「この2年くらいは本当にキツかった」とも言ってたし。

「リセグァン、やっと跳べたね」ってセリフに

満面の笑みで応える谷川も良かったしなー。

こういうの、本当にたまらない。

 

AM 3:00 からってことで眠くならないか心配だったが、

結局、個人総合すべて見終わっても

目がランラン。（AM 6:00）

うーん、満喫。満喫した。

 

でもその眠気覚まし、

スタジオの松岡修造も一役買ってくれたと思うわ。

もはや朝方って時間帯に

そこまでの試合を振り返る時、

「今から見るって方もいるかもしれないので、

　今一度、この思いを共有したい！！」

とか言うの、

ホントいちいち暑苦しくて大好き。笑

 

個人総合では表彰台がぐっと近づいたのが跳馬の場面だったのだけど、

その跳馬の VTR 見ながらのコレもめっちゃ好き。

 

橋本VTR「ハイ見事！！」

谷川VTR「会場全員拍手！！」

張(中国)VTR「強いッッ！！」

 

松岡イズム出まくってて最高。

（この後録画で何度も見る）

 

 

そんな今大会、

最後に残念だった点を述べるならやはりロシア。

ウクライナ侵攻のせいで出場権剥奪。

 

本当にもうぅぅぅ･･･！！

 

選手が何の障壁もなく試合に出れるって、

改めて素晴らしいことよね。

平和の象徴と言っても良いくらい。

ライバルが減るとか減らないとか以前に、

やっぱり出て然るべきだった選手たちの姿は

全員試合で見たいのよ。

役者は揃った、あとは思う存分戦うだけだ、

･･･って舞台を見たいじゃない！！

マジほんともう戦争なんて良いことないわ。

早いとこやめてくんなまし。

 

ウクライナは団体で決勝出てなかったな。

やっぱり戦争の影響あるのかな。

あるよね。

個人総合で若手のコフトゥンが出てたのが

せめてもの救いだわぁ。

 

 

ベルニャエフはどうしてるのかな。

ドーピングの件、否定してたし不服申し立てするって言ってたの、

どうなったのかしら。

その前に、ちゃんと元気でいるかしら。

軍隊に入隊か？ってニュースで見たけど、

直近で 2日前にインスタで投稿もあったから

元気でいると信じてるわ。

 

早く戦争が終わって、

一戦に戻ってきますように。

Tweet