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自己満足系気まぐれ更新日記

2021/08/07   ダークサイドミステリー ~ロンギヌスの槍・死海文書・その他編~

昨日、NHK でやってた
「ダークサイドミステリー」って番組の
ロンギヌスの槍、聖杯、死海文書の回が面白かった。

もちろんエヴァ大好き野郎の私なので

「ロンギヌスの槍」と「死海文書」ときたら食いつかないはずないだろう!!

ってなわけではあるが、

でもそれだけじゃなくて

番組のつくりそのものが面白かったのよねー。

 

史実をきちんと紹介しつつも、
「これらがなぜアニメやらゲームやらで特別アイテム扱いされてるのか?」
ってところに
基本的な切り口があるのが良い。
アカデミックな内容をサブカル目線で語る、
みたいな。

 

 


そういうの大好き!!

真面目要素にちょっと俗っぽさの融合!!

オモローー!!
興味そそるーー!!

 

 


解説に使われるワードも身近で面白い。
例えば、
エヴァですっかりお馴染み「ロンギヌスの槍」の場合。

この槍は聖書に出てくる槍で、
「ロンギヌス」という名前の兵士が

十字架刑に処されたキリストを槍で刺したところ、
その時出た血が彼の目に入って
目の病が治った、とかいう伝説があるのだけど、
実はその伝説、
聖書には全く書かれていないのだそうな。
じゃあその話の出どころはどこなのかというと、
聖書とは別の、とある本。
モノとしては聖書に出てくる色んな人物のまとめ本なのだけど、
その内容、
聖書に忠実なものではなくて、
聖書の拡大解釈とか、フィクションとか、
そういうのが多大に盛り込まれていたそうな。

なんじゃいその本!!
って、見ていた私は思ったのだけど、
続く説明聞いて「あぁー!」となった。


二次創作本。
しかもわりと原作(聖書)を「盛った」やつ。


あぁーーーなるほどw
わかりやすいw



その本の内容は、

二次創作とはいえ、後々問題になるくらい盛りすぎてたらしいのだけど、
民衆はそんなの半ばお構いなし、
本は大ウケして "ベストセラー" になったそうな。
なるほどねー。
槍は実在する(と思われる)からリアリティあるけど、
「目が治った」とかいうエピソードはぶっ飛び気味。
そういうバランスにワクワクしちゃうのは、
今も昔も同じってことね。

そんなワクワクを説明するワードも面白くて、
いわば「都市伝説」みたいなもんである、と。

 


都市伝説!!
みんな大好き都市伝説!!


他にも、
いろんなアニメやゲームで
「聖杯」が特別アイテム的に扱われるようになったのは、
とある古い作品(物語)に出てくる杯に
「十字架に磔にされたキリストの血を受けた杯」という
大胆な "設定" があったからだとか、
エヴァで一躍有名になった「死海文書」は、
解読に時間がかかりすぎたおかげで
「何か国にとって都合が悪いことが書かれてるのでは?

それを隠蔽しようとしてるのでは?」
とかいう "陰謀論" が広まりまくったとか、
今もよく使うワードで説明されてるの、面白い。

なんちゅーか、
今も昔も人々の注目を集める事って
そんなに変わらないんだなー、
みたいな。


死海文書にもその写しがあった聖書の一部「エノク書」なんて、
聖書の脇役的人物にキャラクター性を持たせて書かれた書物だからって、
聖書の "同人誌" 的な存在だって。
なるほどね。笑
同人誌て、なーーーるほどね。笑

 



聖書ってさ、

その存在意義はキリスト教の「聖典」だから、
実のところ、
エンターテイメント性っていうのはほぼないんだよね。
私も読んだことがあるけど(途中までね)
やれ神があれしたこれした、
神に触れた人が何したどうしたみたいなことが延々と綴られてるだけって感じで、
ひと言で言うと、

日記みたいでオチがない。
おまけに長い。
「・・・で?」って言いたくなるし、
ぶっちゃけ書物としてはかなり退屈。
でも、
「神」について書かれている書物だけあって、
扱ってるテーマはいちいち壮大。
天地創造とか、
この世の終わりとか、
種族の生き残りに関わる大事件とか。

 

 


そこにさー、
エンターテイメントの「種」があるんだよねー。


聖書自体にエンターテイメント性がなくても、
人の想像を掻き立てる、

その「要素」があるんだよねーー。

 



そんな聖書がどんなに神聖な存在であろうとも、
そこにワクワクを感じたならば
喜びいさんで二次創作しちゃう。
そんな人間って

昔からめっちゃ愛しい存在だな!!とか、

私は思うのでありました。

ふほほ!!
ワクワクって「活きる力」と書いて「活力」だよね!!



そして、その聖書を
「サブカル的要素が満載」
とか言って締めるあたりも、
この番組めっちゃ好き!!って思いましたとさ。

うひひ。

 

 

 

ちなみにこの番組見て初めて知ったのだけど、

ロンギヌスの槍はかつてヒットラーが所有していたことがあり、

その事実も、槍の特別性を裏付ける一因になったのだとか。

 

へーー!!

こーーれは興味深いね!!

聖書モチーフの曲を複数お持ちの PIERROT ちゃん、

「PIERROT と言えば」の1曲は

言わずと知れたヒットラーが題材の

「Adolf」だもんねーー!!!

 

 

 

へぇぇぇーーーー!!!

 

 

 

またしても不意打ちで楽しませてくれますなー、PIERROT ちゃんよ。

ちょっともう、

ロンギヌスの槍からの何かからの何とかからで、

メギドの丘とか、HILL とか、FINALE 曲のどれかとかに、

どうにか繋がらないもんかしらね。

いや、

そういうこじつけはやめた方がいいか。

でも待てよ?

二次創作は正義って、さっき言ったばっかりだしな?

(正義とは言ってない。)

 

 


そんな独り言はさておき、最後にちょっと余談。

「ロンギヌスの槍」の話で触れた
だいぶ盛ってる系の二次創作本、
名前を「レゲンダアウレア(Legenda Aurea)」というのだけど、
これ、

そういう名前の競走馬がいるので
ググると競馬の情報ばっか出ます。笑

なので、

この本について調べたい場合は

 

「レゲンダアウレア 本」

 

で検索することをオススメします。

 

 

 

 

ためになったねぇ~♪

ためになったよぉお~♪

(もう中学生)

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