現時点での Angelo 最新作。
ご好意で頂いたので聴いてみた。
全体的にアグレッシブな印象で、
ライブ映えしそうな曲が多い。
でもその分メロディアスな曲は少ないので、
このあたりが好みの分かれ目かもしれない。
そのメロディアスさが光る、5曲目「REUNION」、
ダントツのイチオシ。
(2018/11/14 Release)
[凡例]
△・・・普通
○・・・良い。好き。
◎・・・素晴らしい。めっちゃ好き。
01. ACTIVATE RESONATE
○
ガシッとした攻めのサウンドと、華のある壮大さの両方がある
聴きごたえあるミドルチューン。
これがライブの一発目だったらいいだろうなー!と
すぐに脳裏に浮かぶ高揚感が好感触。
気持ちよく曲の世界に浸らせてくれる感じで、結構好き。
02. CREVASSE
○
アグレッシブさが全面に出たヘビー系。
ドスの効いた 8ビートのメロから
パーンとスケール感ある 4ビートのサビ、って流れで、
多分 Angelo お得意パターン。
間奏パートがシャウトじゃなくて
楽器オンリーの攻めフレーズだったら多分◎だった。
でも、気に入った。
1曲目からこの曲への流れは好きね。
03. 残響
△
ひきつづき休むことないライブ感。
前曲とちょっと似てるが、こちらは疾走感あるアップテンポ。
高音のサビが特徴的。
分かりやすくライブでノリノリになれそうな感じ。
ちょいと○と迷った。
04. NEW CENTURY BIRTH VOICE
△
Aメロ、Bメロの変則的リズムが特徴なアップチューン。
その意地悪そうなメロのセンスに
「おっ!?」と目が輝いた。ここ、好き。
サビはわりと落ち着いてる。
こちらも、8ビート → 4ビートのお得意パターン。
ニヒルなメロディーセンスわりと好きだったので
これもちょっと○と迷った。
05. REUNION
◎
しっかりとメロディアスなミドルチューン。
ズンズンした低音リズムが効いてる感じと
キリト似合いのするメロディーラインとても良い。
聴きごたえあるセンスフルなメロディ、とても好き。
このアルバムでダントツ一番のぐっとくるメロディアスさで、
リズミカルで気分が上がるようなサビメロ特に好き。
06. ホログラム
△
ロック系バラードの王道のようなバラード。
サビはガツンと熱が込められた歌い上げ系。
目新しさはないけど「らしさ」はある、的な。
07. 荊棘の棘
△
切なげで繊細なメロから、
ガツン!ドパーン!な熱量放つ高音が伸びるサビへ。
V系らしい悲壮感があるミドルナンバー。
○と迷った。
08. BREATH
△
爽やかで柔らかな、アップテンポなロックチューン。
このアルバム初のメジャー調で、
サラサラと吹き抜ける風みたいな雰囲気。
とにかく爽やか。ひたすら爽やか。
ちょっと癒し系というか一息つくというか、そんな曲。
09. DEEP VISION
△
前曲と同じくらいの爽やかさ、柔らかさあるミドルチューン。
Aメロ、Bメロはサラリと軽くて、前曲と似た雰囲気のメジャー調。
サビと Cメロは重みとパワー感あり。
こちらも 8ビート → 4ビートへのお得意パターン。
10. CRUELWORLD
○
後半にいくにしたがって優しくなっていくこのアルバムの流れを、
もう一度ガツンとしたところまで持ち上げてくれるような、
熱量とスケールのデカさあるガッツリ系ミドルチューン。
サビ前のリズミカルな Bメロが、
気分をあげてくれる感じで結構好き。
サビはとにかく高音、長音なパワフル系で、
ラスト似合いの雰囲気・存在感がたっぷりの曲。
最初△にしてたのを○にしてみた。
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全体的にハイトーンボーカルが印象的。
Angelo が得意そうなガシガシしたサウンドで、
結構ライブ向きだと思う。
最初に聴いたときに 1曲目で「おっ!」と思わされたのは
結構良いインパクト。
2曲目、3曲目と攻め続け、4曲目でちょっとひねって
5曲目がっちりメロディアス、
って流れがなかなか良くて、
これは粒揃いなカッコ良さのアルバムね!?
と思ったんだけど、
繰り返し聴いてみた感じ、
メロディが耳に残りにくい曲が多めなのは難点かも。
まあ好みね、この辺は。
「REUNION」みたいな、ガツンとしたメロディで
心を掴むような曲がもう 1曲ぐらいあったら、
私の中では結構評価が変わったかもしれない。
ダントツお気に入りな「REUNION」、
KOHTA 曲なんだね。
ちょっと。やるなー、KOHTA。
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