Angelo、4th Album 「BABEL」を鑑賞。
現在の 5名体制になってから初めてのアルバム。
全体的に、とにかくとてもメロディアス。
Design の次作がこれというのがとても頷ける。
キリトの歌声もクリアで綺麗。
歌うようなギターがかつての PIERROT を思わせる、って感じの曲が多くて、
懐かしさもあるのが良いところ。
私、こういう Angelo 好きよ。
(2011/10/5 Release)
[凡例]
△・・・普通
○・・・良い。好き。
◎・・・素晴らしい。めっちゃ好き。
01.LOVE STORY
○
Aメロ、Bメロがなにげに個性的。
イントロから続く独特なリズムがワクワクで高揚感あるんだけど、
サビにはまた違った高揚感があって二度おいしい。
ノリのよさありつつも、キラリとする綺麗なメロディがなかなか良い。
沸々と高まる感じ。好き。良い。
02.FEATHER
△
キャッチーで穏やかなアップテンポ。
2曲目でこの雰囲気ってなかなか新しさ感じた。
ライブ終盤の解放感を思わせる爽やかさ。
なかなか良い。
03.My Strife
△
1,2曲とは大きく変わり、
攻める重低音のパンチから始まるアップテンポロック。
きっとライブなら煽り曲。
ドスの効かせ具合と煽り色は程よくて良い。
やりすぎてない。
04.THE TOWER OF BABEL
○
PIERROT 初期の曲に似た空気プンプンの怪しさがたまらない、
Aメロの怪しげな音色の潤ギター感と、
間奏ギターのアイジ感と、
雰囲気暗く淡々としつつもメロディアスなサビっていうキリト感。
あと、アウトロギターのバチン!って終わるパターン。
もう PIERROT 感ハンパなくてキャーこれこれ!ってなる。
エスニックな妖しさで好き。
05.霧雨頬を濡らして
△
しっかりした王道バラード。
キリトっぽさある、ひたすらキレイなメロディライン。
少し切なげな感じもある。
キリトの通る声が良い。曲によく合ってる。
06.PLOSIVE
◎
凄く良い。
イントロからたっぷりの躍動感。
その期待を裏切らない、Aメロからサビまで途切れないワクワク感。
歌メロだけじゃなくてオカズのギターも歌うギターでとても良い。
ミドルテンポな上にわりかし淡々としているあたり、
メロディ勝負な感じでたまらなく好き。
07.White fury
△
抑揚をおさえた暗く淡々としたサビに、らしさを感じる。
このアルバムはこういう曲が特徴的な気がする。
この「らしさ」よ。良い。
08.DECESE
○
前半は静かで空虚な雰囲気が満ち満ちたスローバラード。
THE 聴かせる系かと思いきや、
途中から、高揚感あるリズムが印象的な、
「バラード調ミディアムテンポ」みたいな雰囲気に様変わりする第二幕。
なんとも予想外で驚き。
ピーンと伸びるキリトの澄んだ声が聴きどころ。
スケール感もあってなかなか良い。
09.Gospel
△
「アメイジンググレース」のピアノソロで始まるイントロからは想像できないほどの、
切なげなノリノリ疾走感。
サビは転調、パーンと明るいメロで駆け抜けるノリノリ爽快感。
ライブ会場の手扇子が目に見えるよう。
アウトロの「ジャーン!」っていうギター締めのライブ感、ホワァァァ!
10.Manic State High Pressure
△
前曲に負けず劣らずな爽やかなアップテンポロック。
とにかくノリノリ。
間奏のアップテンポロックのど真ん中感満載なギターソロと、
アウトロのギターの締めの「キュルッ」ってやつに、
これまた前曲に負けないライブ感を感じまくる。
11.Ruins
○
少々重たさあるヒネたAメロから、爽やかでワクワクさせてくれるサビへ。
穏やかに広がるメロディ、ちょっとした壮大さもあって良い。
間奏のギターがアイジ感ハンパなくてウルウルしちゃう。
余韻なくプンッ!と途切れるアウトロにホゥッ!!となって
ちょっと目が輝いた。
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聴いてみて思うのは、
私はやっぱりこういうメロディラインがしっかり立ってる作品が好き。
何度も言うが、キリトはこういうアルバムみたいな曲が似合うよ。
1枚通してみての雰囲気で、何より良かったのそこだった。
この声好きだなと改めて。
次作 5th album「RETINA」の簡易レビューはこちら。