昨日ブラックペアン最終回。
あー、私の楽しみ終わってもーた。
最後、「地獄の扉を開けた」とはね。
それしかなかったのか、佐伯清剛よ。
美談ではあるがズルいじゃないか。
でも、佐伯の「渡海一郎」に対するその思いと、
その佐伯を一心に恨む渡海の思いが今の彼を作ったのだと思うと、
もう、その結末には泣いたね。
渡海の涙にも佐伯の涙にも泣いたね。
久しぶりに最後の最後まで見入るいいドラマだった。
この作品は脚本もさる事ながら、人物設定と配役がまた秀逸。
なんといっても二宮和也演じる渡海と、
内野聖陽演じる佐伯なんだけど、
最近の私のお気に入りは、
帝華大・西崎のあっぱれすぎるほどの腐れ外道感。
ここまで来ると腹が立つというより爽快で、
毎週テレビの前で「コイツw ホント根性腐ってんなww」って言うの、
もう、楽しみなくらいだった。
手術支援ロボットの論文の件で佐伯と高階にしてやられた時は、
ドラマ見ながらマジで「ざまぁ!!!」と叫んだわ。
自業自得なんだよバァァァカ!!
そしてもう1人の楽しみな男、東城大・黒崎准教授。
何でも一番に騒ぎ立てる出川的ポジションのこの男、
西崎とは別の「コイツw」感で、
そのお約束な感じ、回を重ねるごとにもはやファン。笑
この人はリアクション芸人感が前面に出すぎて
結局医者としての力量分からずじまい。
最終回の一話前、オペ室の中心で佐伯愛を叫んじゃった時は、
笑うシーンじゃないのに盛大に笑ってしまった。
黒崎・・・!もう、アンタのこと好きだよむしろ!笑
最終回で生死をさまよう佐伯を前に、
「(佐伯に)声掛けてやってくれ、こういう時、聞こえるぞ。」
って皆に言う渡海のセリフに、
黒崎だ!黒崎を呼んでこい!
って思った私であった。
高階は最後まで「根は潔癖マン」だったが、
東城大に残って良かったよね。
あんな、インパクトファクターおじさんの部下なんて辞めちまえ!
って毎週テレビに話しかける程度には、
高階に肩入れして見入ってた。
自分の未来ではなく医局の未来を見据えて、
敵を作っても居場所を失っても前に進む高階、私は好きよ。
この役もホントに役者に合ってた。
最終回の録画、もう1回見直すかな。