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自己満足系気まぐれ更新日記

2018/11/02   世界体操・前半戦(団体・個人総合)

今年の世界体操は、

帰ってきた内村航平!そして男子団体!

去年の世界体操は団体なくて寂しかった。

やっぱり団体は見ていて楽しいから好き。

個人も種目別より総合が好き。

種目が多い方が戦い方に個性が出て楽しいし、

各種目の積み重ねでスコアが決まっていくのが

見ていて楽しみあるんだよね。

 

だがしかし、

今年の内村は足首を怪我して個人総合を棄権。

団体出場も4種目。

でも今は、

去年個人総合銅メダル獲得で

もはや名実ともに次世代エースの白井もいるし、

長年の戦友、田中もいるし、

何より内村が個人総合を捨ててまで

金メダルに懸ける思いは伊達じゃないぜ!

とか思いながら、

期待しつつこの日を心待ちにしてたのだけど、

結果は金メダルではなく銅メダル。

 

むむむ・・・!

 

リアルタイムではラスト2種目の途中からしか見られなかった私、

結果は分かっても内容が分からないので

大会終了直後はなんと言ったらいいか分からなかったが、

その後、毎日ちょっとずつ録画を見進めていて

やっと 4種目目の平行棒まできた。

 

あー!

田中ーー!

田中がああぁーーー!!涙

 

決して多くはない出番の中で、

田中は得意の平行棒でらしくない大きなミス。

予選より3点もダウンで

これは悔しかっただろうなー・・・。

私だったら頭真っ白になってまうわ。

その後に完璧な演技で

悪い流れを断ち切った内村は流石だったけど、

選手個人として田中には結構肩入れして見てたので、

あーん!ちょっと、私は涙目になった!

はうぁうあ!

残り2種目、リアルタイムでは見たけど

後ほど録画でも見ます。

 

個人総合は、意外と世界の壁が厚かったのかね、

萱6位、白井7位で、

まさか萱の方が上に行くとは思わなんだ。

白井自身は、銅メダルを手にした去年より

今年の方が手応えを感じたようだったけど、

それでもメダルには届かないほど

世界のレベルは高いのね。

でもこれで、

日本が個人総合でメダルを逃すのは

実に 23年ぶりなんだとか。

大きな不調があったわけでもないのに、

やっぱり内村がいないと・・・とか言われてしまうのかしら。

頑張れ白井!君の時代はこれからだ!

一度は表彰台に登った男だもの、

きっとまたやれる!期待してるわ!

 

そして今回びっくりするような結果がひとつ。

上位2名が、コンマ以下3桁まで同じスコア。

コンマ 3ケタだよ。

ロシアのダラロヤンと中国の肖、

ふたりとも 87.598 ぴったりよ。

こんなことあるの!

 

こういう場合は1番スコアが悪かった種目を除いた合計点で競うらしいのだが、

これで1位を逃した中国の肖は去年のチャンピオン。

もし今年優勝していたら、

世界体操での連覇は史上4人目だったそうな。

なんと。

それぐらいしかいないのね。

そう考えると改めて、

個人総合6連覇の内村って化け物みたいな存在だな。

連覇は当たり前じゃない、毎回必死で挑んでると

内村自身が言うだけあるわ。

この内村と同じ時代に生まれた人は、

幸せなのか、不幸せなのか。

生ける伝説は悩ませる男だね。

 

そして最後にひとつ。

むむむとなったのがベルニャエフ。

内村が6回目の世界王者になったとき、

死闘を繰り広げたウクライナの選手。

ある意味毎回、日本人選手より楽しみにしている彼の演技、

手術を経て9月に戦線復帰したばかりらしく、

それをおしての出場だったこともあってか

結果は振るわず14位。

「アーッ!」と声をあげてしまうような

大きなミスもあったが、

何より故障している肩が痛そうだった。

ただ、平行棒の演技の美しさは凄かったね。

15.666 ってスコア、驚異的。

ベルニャエフももう 25歳になるのね。

私はこういう、美しい体操をする選手が好きだからさ、

選手生命大事にしてほしいな。

また内村とベルニャエフが火花を散らすところを見たい。

帰ってきて欲しいね、

内村と共に、この大舞台に。

手に汗握って見たあの試合と、

それを終えた後でお互いを讃え合う姿が、

私は忘れられないんだ。

 

だから首をながぁ~くして待ってるよ。

夢で終わってもいいさ。

またあの2人が見られるかも。

その「かも」だけでも十分わくわくできるくらい、

十分それが楽しみよ。

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