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自己満足系気まぐれ更新日記

2022/04/08   徳を積む

私は何も悪くない。

それどころか謝ってほしいのはこちらだ。

 

・・・っていう相手から逆に

「お前のせいだ、謝れ」

とか言われたら、

ふざけんな!!何でだよ!!意味分からんし絶対に嫌!!!

って、普通だったら思うよね。

 

もちろんそれは普通の感情だし、

私だって今まではそう思っていたのだが、

たとえそう思ってたとしても

相手の前ではこっちが悪いことにしといた方が良い、

という場面は本当にあるのだなー

ってことを、

最近、身を持って痛烈に体感している。

 

 

別に、立場上逆らえない相手ではない。

弱みを握られているわけでもない。

単純に、頭のおかしい相手なのである。

 

 

そんな奴には絶対に屈したくないし、

悪いのは私じゃない、という主張は絶対に貫いてやる。

あたしは負けない。

・・・とか今までは思っていたが、

今私が相手にしているみたいなヤバい奴は、

何があろうと絶対に自分の非は認めない。

絶対にだ。

最近、それが嫌というほど分かった。

こういう人は、

自分の非を認めるぐらいなら何でもする。

 

例えば、

話のすりかえはもちろん、

関係のない話を持ち出して罵詈雑言、

いわゆる言いがかりは日常茶飯事だし、

大きな声でまくしたててこちらに喋る隙を与えない、

最後はその場から立ち去る、

前回の発言は簡単に覆すし、

それらを指摘したら盛大に逆ギレである。

無論、会話らしい会話は成立しない。

 

 

最近、痛感した。

これらは全部、

「自分の非を認めたくない」

という思いが引き金になっている。

自分の立場が悪くなりそうになると、

自分が悪いかそうでないかに関係なく、

脊髄反射的に豹変するのだ。

 

そうなったらもう、アウトである。

たぶんその時はもう、

そいつは「ヒト」ではない。(真顔)

 

そんなヤバい人格を引き出すぐらいなら

「そうかもしれませんね。私が悪いのかもですね。」

ぐらい、

言っておいた方が身のためなのだ。

 

 

これは「屈する」のではない。

「技」だ。

私は「技」を繰り出しているだけなのだ。

 

 

そして、

その技を繰り出す時に大事なキーワードは

「何も感じないようにする」

である。

 

 

これは、

頭では分かっていても本当に難しくて、

(私みたいな気が短い人間は特に。)

何より、

意思と関係なく「ムカつく」という感情は沸いてしまうので、

その怒りを鎮めるのは一苦労である。

「感じない」は「感じる」よりも難しい。

 

 

それでもやるしかない。

そうしないと、

こちらの精神がいとも簡単に蝕まれてしまうからだ。

暴風雨吹き荒れる屋外で

まともにそれを浴びていたらひとたまりもないが、

壁1枚隔てているだけで

あっという間に「向こう側」の出来事になる。

だから作るのだ。壁を。

まともに雨風を浴びてる場合ではない。

そんなことをしても、何も良いことはない。

 

 

ただ、

そう割り切っていてもやっぱり、

本当は自分は悪くないのに「私が悪うござんす」とか言うのは

それはそれで多大なストレスにはなる。

 

なので、少しだけ悪あがきする。

 

「私が悪いです。ごめんなさい」

 

なんて素直なセリフは簡単に言わない。

 

「あなたがそう思うなら、そうなんじゃないですか?」

 

これぐらいにしてやる。

 

 

 

あなたがそう思うなら。

 

その、あなただけの狭い世界で、

生きたらいいよ。

 

 

 

でも、そこまでは耐えて言わない。

それを言って相手を追い詰めても、

豹変するだけで良いことはない。

こちらが大人になってやるしかないのだ。

 

 

そんな奴に何言われたって、

別にどうとも思わないわ。

・・・と、

早く本心から言える境地まで行きたいものよ。

 

 

 

 

でも、本当にその境地まで行き着けたとしたらさ、

ちょっと、私の徳が上がる気がする。

そいつのおかげで私は、

ちょっと成長できる、ってことなのかもしれない。

 

嫌なことってのはやっぱ、

人生に必要なのかもしれないねぇ。

 

 

 

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