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自己満足系気まぐれ更新日記

2022/04/08   ソルトレーク五輪と北京五輪

大きな試合は欠かさず見る、というほどではないけど

フィギュアスケートが好き。

詳しくはない。

演技見ていてジャンプの種類もひとつも分かりません。

でも、好みのスケートとか語りたくなっちゃうタイプです。

そんな感じで、毎度楽しみに見ております。

 

そんな私がフィギュアを(ちゃんと)見始めたのは

五輪で言うとソルトレーク、

世界選手権で言うとバンクーバーの頃で、

最初に好きになった選手が

当時、王者の風格を放ちまくっていた

ロシアのアレクセイ・ヤグディン。

まあ、今でも一番好きですが。

その次に好きになったのが高橋大輔。

で、今は宇野昌磨。

 

そのあたりが「一番好きな選手」なのだけど、

昔も今も、それと同時に

二番目、三番目・・・に好きな選手というのもいて、

今の私のお気に入りは

言わずと知れた現王者、アメリカのネイサン・チェンと、

フランスのケビン・エイモズ、

カナダのキーガン・メッシング。

 

ネイサン・チェンとケビン・エイモズに関しては、

さすが王者って感じ!!見てて楽しい!!迫力!!

とか、

個性的!!アーティスティックで見てて飽きない!!

とか、

どこが好きかをわりと分かりやすく

言葉で表現できるのだけど、

こと、キーガン・メッシングに関しては、

 

なんか好き。

なんか、好き。

 

ま、好き嫌いなんてそんなもんよねー

などと思いつつも、

なんか好きw なんか好きてww とか

自分で自分に思ったりもする。

だがしかし、

こういう選手、過去にもいた。

 

それが、

ヤグディンが活躍していた頃の選手、

アメリカのティモシー・ゲーブル。

 

なんか好き。

なんか、とても好き。

 

この2人、ぱっと見全然似てはいないし、

多分、きちんとしたファンが分析したら

スケートも全然違うのだと思うけど、

なーーんか私の中では

受ける印象が似てるんである。

 

なんちゅーかね、

しっかり男性的な滑りなのだけど、

とてもハートウォーミングな演技なのよね。

 

私はとにかく男性的なスケーターが好きで

キビキビとか、キレッキレとか、

迫力とか、ダイナミックとか、

そういう言葉が似合うような

雄々しさ溢れる選手が大好きであります。

なので、

柔らかさとか、美しさ、優雅さといったものは、

それが前面に出ている選手よりも

雄々しさの中にそれが見える選手の方が、

うひょーーー!!アンタ!!最高じゃぁぁぁああん!!

となるのだけど、

なんかね、

ティモシー・ゲーブルとキーガン・メッシングは

そこんとこのバランスがやけに絶妙。

見ていて心温まる演技なのだけど、

心温まりすぎない。

キリっと冷えてるけどちょうど食べごろのハーゲンダッツ、

みたいな。

(合ってんのかその例え)

 

 

とにかく強くて、圧倒的存在感で、

浴びせるような迫力が魅力の選手が好きな一方で、

こういう、

迫力と同時に温かさとか柔らかさとかを持ち合わせてる選手の演技も

併せて同時に楽しめるってのがいいよね。

そこがフィギュアの楽しいところよねー。

多様性。

音楽だってさ、

いくらバッキバキの攻めた曲が好きでも、

時折バラードとかポップな曲も聴きたいじゃない。

アルバム1枚全部似た曲だったら、つまらないじゃない。

そんな感じ。

いいよねー、多様性。

 

 

ヤグディン王者時代は

とにかくプルシェンコとのバトルが熾烈だったから、

そこにいたティモシー・ゲーブルを覚えている人って

今どんだけいるのだろうか・・・とか思わなくもない。

でも、結構強かったんだよ。

1位・ヤグディン、2位・プルシェンコ、3位・ティモシー・ゲーブル、

って感じの立ち位置でさ。

ビジュアルで言うとね、

ブロンドのクリックリの髪の毛で、

テディベアみたいに可愛らしかったのよ。

衣装もいいとこのおぼっちゃまみたくて、

これがまた、めっちゃ似合うんだ。

でも、

4回転の申し子とか言われてたぐらい

バリバリにジャンプを持ち味にしてた選手で、

ふわぁ~ってした雰囲気で滑ってたと思ったら

ギュルルーン!!ザザッ!!みたいな、

何ともいえないメリハリめっちゃ好きだったのよ。

良いわぁー。

 

キーガン・メッシングは

別に可愛いらしくはないのだけどね笑、

むしろ顔立ちイカついぐらいだし。

でも、不思議と雰囲気とか表情が柔らかい人で、

演技もそんな感じなのよね。

滑りは筋肉質でギッシリ身が詰まってる感あるんだけど、

(そういうスケートがめちゃ好みです)

でも、固くないんだよねー。

柔らかいのよ、不思議ととても。

ああいうの、どうやって出すんだろうねー。

いいわー。ツボ。

 

 

 

最後に全然関係ない話なのだけど、

我らが日本勢、鍵山優真。

いやー、びっくりしたよねー。

好みとは全然違うタイプの選手だけど、

猛者がひしめくオリンピックでいきなり銀メダルでさー。

あんな少年みたいなあどけなさなのに。

でね、

そんな少年のような鍵山くんの

今季のフリーの衣装がさ、

ヤグディンの代表作「仮面の男」の時の衣装に、

かなり似てるのよ。

ぴったりした黒の上下に、

金箔デデーン、みたいなやつ。

似てる。めちゃ似てる。

熱烈ヤグ様派の私としては、

ヤグディンを彷彿させられてしょうがない。

体格もスケートも全然違うんだけど、

もう、衣装だけで「うわぁぁぁ!」ですよ私は。

うわぁぁぁぁー!!

 

・・・って、ここまで書いてから

今さら気づいた。

鍵山の今シーズンのフリーの曲、

グラディエーターなんだね!?

グラディエーターって

ヤグディンが「仮面の男」の前のフリーで使ってた曲なんよ!!

なに!!

なぁーーにーーー!!!

ちょっと、鍵山くん、ヤグディンファンなの!?

やだ!!ちょっと!!うひゃーーーぅぉおお!!!

 

 

いやー、

ヤグディンと鍵山優真といい、

ティモシー・ゲーブルとキーガン・メッシングといい、

なんだろかこの、共通点。

・・・とは言えないほどの、

うっすらとした、何となくの構図。

もしくはこじつけ。

 

ソルトレーク VS 北京。

 

いや別にバトってないか。

バトっては。

 

 

 

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