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自己満足系気まぐれ更新日記

2022/04/09   世界フィギュア 2022

2週間も前に放送された世界フィギュアの録画映像を

ようやく見終えた本日。

今大会は、私が現在一番推してる宇野昌磨が

遂に世界選手権金メダル。

わーー!!やったーー!!

めでたーーーーい!!!

 

今回の世界選手権は

オリンピックの約2か月後の開催、

加えて、

ロシアのウクライナ侵攻のせいで

ロシア・ベラルーシの選手は出場権剥奪、

そんなこんなで欠場選手が結構多くて、

男子シングルだと

王者ネイサン・チェンも羽生結弦も欠場。

そんな条件の大会の成績ってねぇ~

なーんて声もあるが、

私としては「黙らっしゃい!」という気分。

 

全ての大会に常にベストなコンディションで出場するのは

決して当たり前のことじゃない。

だから、

棄権や欠場という選択すらも

戦いの一部だと私は思う。

選手本人のせいではない事情で

欠場を余儀なくされたケースなんかは

確かに可哀そうだなとは思うし、

滑走順や氷のコンディション云々のアクシデントも

不運ではあると思うけど、

厳しく言えば「運も実力のうち」だとも思う。

そういう細かなことをあれこれあげたらキリがないし、

それを承知の上で戦ってるからこそ、

見る側の感動はあるんだと思う。

そういう厳しさに打ち勝って掴んだ栄光ってのは

伝わるものだと思っているし、

この競技のそういう所が、私は好き。

少なくとも、

あのアクシデントさえなければとか、

誰々がこの試合に出ていたらとかいうタラレバで

その試合の結果に難癖つけるのは、

極めてナンセンスだと私は思う。

 

 

と、前置き的なものが少々長くなったが、

そんなわけで私は改めて、

宇野昌磨に対しては心から

「おめでとう!!」の気持ちでいっぱいであります。

おめでとうだし、とても嬉しい。

ファンだからね。シンプル嬉しいよ。

 

 

あたしはさー、

力強さに溢れたスケートが大好きなんよ。

それでいて、強さだけじゃなくてさ。

曲の情をよく捉えてて、

それが演技にふんだんに活きてて、

そういうのが観客の目を一心に引き付けて、

っていう、

そういうところが本当に

今の宇野はバッチリだと思うのよね。

そこに今や、自信にあふれた風格まで兼ね備えてて。

 

もう、王者の雰囲気、出てたもん。

似合ってたよ、「王者」の2文字がさ。

 

フィギュアっていうのは

スポーツ・競技ではあるけど

半分くらいは芸術みたいなものだから、

どうしても見る側の好みっていうのは出てくるもので。

まぁそういう、

見方は1つじゃない、

演技の魅力と成績は必ずしも比例しない、

ってところが

フィギュアの面白さでもあるんだけど、

でもそれって逆に言うと

そのシーズンに必ず自分が好きな演技・選手が見られるとは限らない

ってことでもあってね。

そういう選手がいたとして、

その選手が表彰台に上るかどうかっていったら

そりゃまた更に可能性が狭まるわけで。

 

それを踏まえると、

こういう選手がまた世界の頂点取ってくれるってのは

私にとっちゃー、本当に嬉しいことです。

やっぱり私が思う男子フィギュアの醍醐味って、これ!!

気迫、ダイナミズム、派手さと強さ!!

その中に艶感!!

これーーーー!!

そういうとこ強い選手が表彰台に立つ試合、

最高ーーーー!!!

 

って、

思わずデカい声も出ちゃうよね!!

 

私にとってのそういう存在は

宇野の前は高橋大輔だったけど、

その前となると

アレクセイ・ヤグディンの時代にまで遡る。

その間ざっくり6,7年ぐらいは、

違うタイプの選手が活躍してた時代というか。

それが良いとか悪いとかじゃないし、

「あくまで個人の感想です」ってやつだし、

本当にただの好みの問題でしかないの一言に尽きるので、

その時代に活躍した選手たちが

素晴らしくないとか言いたいわけではない。

それを前提としたうえで、

やっぱり自分が好きなタイプの選手に頂点飾って欲しい

とかいうファンの欲やエゴみたいなものを、

捨てきれないのもまた事実。

 

でもまあ別に、

それはそれでいいんじゃないかな、とも思う。

 

「好きなタイプの選手」がいるということは、

「好みに合わないタイプの選手」がいるのもごく自然な事で、

それ自体は悪い事でも何でもない。

ただ、好みに合わないからといって

"攻撃" するのは良くないので、

そこだけ間違えないでいただきたいものだけど、

でも、

それさえ間違わなければ

「好き嫌いがある」ということは

「誰が勝っても同じ」なのではなくて、

「好きな選手が勝ったらひとしおに嬉しい」ということでもあるのだから、

それってなかなか楽しいじゃないか、と思う。

 

 

人によって評価が分かれるスポーツの

良さでもあり、難しさでもあるよね。

ま、そういう所も含め、

私はフィギュアってスポーツ、好きだけど。

 

 

そんなわけで私は、

宇野が頭角を現してきた時、

これはまた1人好みの選手が現れたかも・・・!!と思って

期待も楽しみも凄くあったし、

それで今までにもかなり楽しませてはもらったけど、

そんな選手が遂に優勝っていうのは

やっぱ格別に嬉しいものです。

色んな意見があるんだろうけど、

宇野のスケートには華があると、私は思う。

華と、強さと、気迫と、艶。

それを突き詰めてこのたび頂点を取ってくれたのかと思うと、

やっぱり私は何度でも嬉しいわ。

 

 

何はともあれ、宇野ちゃん、おめでとう。

似合ってたよ、金メダル。

その大会に誰が出ていて、誰に勝ったか、って事よりも、

そのメダルが似合うかどうかの方が

私は何倍も大事だと思うわ。

私は最高に似合ってたと思うよ。

あと、

宇野本人がこの結果を嬉しく思っていることが

何より一番尊くてステキだなーって思います。

メダルの価値は、

手にした本人が決めればいいさ。

宇野本人が嬉しく思うなら、

いちファンとしては、それが一番嬉しいわ。

 

本当に本当におめでとう!!

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