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自己満足系気まぐれ更新日記

2021/06/25   東京オリンピック体操日本代表まとめ

さて、

何となく書くタイミングを逸していた話題、

体操、オリンピック代表について。

暗い感情はひとつ前の日記で吐き出したので、

体操に照準絞って行くよー!!

 

代表選手が決まる NHK 杯、全日本種目別選手権を

両方ともテレビて見ていた今年。

内村航平がオリンピックラストイヤーだからっていうのもあったが、

なにげに今年は、

田中佑典も最後の年だったんだよね。

そして、

大会後の表明だったが、白井健三。

2人とも久しぶりに競技する姿を見たけど、

白井はゆかで2位、田中は平行棒優勝。

でもその結果以上に、

演技を終えた 2人がすごくいい顔していてグッときた。

ガッツポーズと清々しい笑顔で、

後のインタビューでも各々納得いく演技ができたと語っていたのが

何よりの裏付けだなーって感じ。

 

ああーーー、素敵。

引退前の最後の試合をこんな風に終えられるって、

本当に素敵。

 

 

■毎日新聞

体操五輪代表逃した田中佑典 「納得いく、みせる演技できた」

https://mainichi.jp/articles/20210606/k00/00m/050/232000c

 

■Number

体操・白井健三は最後に笑顔で手を振った

24歳で引退の“ひねり王子”がガッツポーズで競技を終えるまで

https://number.bunshun.jp/articles/-/848506

 

 

特に白井のこの記事、ホント良い記事で、

読んでて泣きそう。

嘘。泣いた。あああー、アカン。

 

ゆかのスペシャリストとして登場して、

その後、個人総合選手を目指して内村の背中を追いかけて。

その内村が怪我で途中棄権した 4年前の世界選手権では、

会場を去る前の内村に

あとは任せたと言わんばかりに背中を叩かれて、

結果見事、個人総合で銅メダルを獲得。

そんなストーリーがさーー!!

蘇っちゃうよーー!!

 

そんな輝かしい活躍の後に

待っていたのは低迷期。

過去の栄光の分だけ、外からも内からも、

悔しさや無念やら、

浴びせられただろうし味わったと思うんだ。

でも、

そんな過去に捕らわれるのではなく、

腐らずにこの日まで体操を続けて、

指導者という道まで見つけた白井が、

最後は "自分らしい演技ができた" と。

あんなに晴れ晴れとした顔でそう言うの見たらさ、

 

もう、それだけで、

私はアカーーーーン!!!涙

 

白井も田中もそうだけど、

自分らしい体操、理想の体操を追求する心を

最後の最後まで貫いて、

ラストの舞台でその花がまた咲くところを見られるのは、

見ている側としても幸せな光景だね。

競技人生の幸せは、

大会結果だけじゃ決められない。

結局は自分が納得できるかどうかが人の幸せを決めるし、

その境地に達したら

過去も外野も関係ないんだなと、

あの顔とインタビューを見てるとそう思う。

 

最後に自分の演技ができて満足した。

すっきりした状態で現役を終わることができている。

選手としての未練は1つもない状況。

本当に幸せな体操人生だった。

 

そう迷いなく言う白井を見て、

感動するなと言う方が私にゃぁーー無理だ!!

わぁぁぁぁぁあああん

良かったよぉぉぉぉおおお

おおおお疲れ白井~!!(だばーー

 

■NHK

体操 白井健三が現役引退を表明

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210616/k10013087631000.html

 

そしてそんな一方で、

オリンピック代表の枠を勝ち取ったことで感極まった選手もいるところが、

なんつーか、ドラマなんだよねぇ!!

 

特に、萱和磨。

 

意外だったから忘れてたけど、

萱ってリオのときは補欠だったんだね。

その悔しさを経ての今回だから、

代表に決まった瞬間に涙を流す姿には

まんまと私の目は潤んでしまったし、

そこに加えて登壇インタビューでは、

代表を逃してからの5年を「長かった」と言葉を詰まらせながらも

「こんなところで泣いている時点でまだまだだなと思う」

って言うのを見て、

私はもう、泣かずにはおれなかったわよ。

しかも、

世間ではオリンピックに対していろいろな考え方があって・・・

と話し始めた先にあったセリフが、

 

「僕達選手はオリンピックに向けて準備することしかできない」

「仮にオリンピックがなかったとしても大好きな体操はやめない」

「どのような結果になろうと真っすぐ前を向いて頑張りますので応援よろしくお願いします」

 

と来たものよ。

 

そんなさー、

「そうだよ、そうだよねぇ・・・!!」って噛み締めるしかないようなことを

ひと言ひと言、しっかり言葉にしている萱を見てたら、

これ以上のセリフはないよ・・・!!と、

また涙の私でありました。

ホント、よく泣く。

よく泣くわ、私。

 

■NHK

五輪内定 萱和磨インタビュー「五輪がなかったとしても…」 | 第60回NHK杯 体操

https://sports.nhk.or.jp/olympic/video/d904ad9f837e4eb09d3e520706e7b5a8/

 

 

そして、

涙ついでみたいに語って申し訳ないが、

橋本大輝。

期待の星・現役高校生という立ち位置で初出場した

2019年の世界体操団体戦、

銅メダルだったあの試合の後に見せた涙が、

ミスが悔しくてインタビューで泣いたあの姿が、

私は忘れられなかったのだよ。

だから、

今回橋本が代表に決まって本当に嬉しい!!

あの時の無念がまた、強さに変わったんだねぇ・・・!!

おめでとう!!嬉しー!!

 

■mimuroid - blog (当ブログ)

世界体操 2019

http://www.mimuroid.com/blog/posts/archives/381

 

 

この大会、萱も涙してたんだよねぇ。

まったく、私はそういうのにホント弱いよ。

 

 

だがしかし、

涙など見せないこの男に、

最後はやはり、また魅せられましたわ。

内村航平。

 

種目別での代表枠を決めた全日本種目別選手権での演技は、

本人の納得いく出来ではなくて、

演技後は険しい顔だった。

でもその演技が最後の決め手になって代表に決まり、

登壇インタビューではこの発言。

 

「ダメです。」

「今日の鉄棒ではレジェンドとかキングとか言えないですよね」

 

冷徹に言い放った時は一瞬ハッとしたけど、

でも、

「嬉しいというより、これでいいんだろうかって気持ちの方が大きくて」

「ポイントで競っていた米倉選手にすごく申し訳ない」

「代表を勝ち取るんだったら、しっかりいい演技をしたかった」

「もっともっと練習しなきゃいけないと思う」

そう語った内村はやっぱり、

本当に毅然としていてかっけぇなあと思ったわ。

 

本当にどこまでも、

どこまでも、どこまでも体操に対して真摯すぎる内村航平が、

やっぱり私は好きなんだ。

その内村が、

こだわり続けた個人総合のカードを捨ててまで

手にしたオリンピックの切符だからね。

たとえそれを手にした舞台に納得がいかなかくても、

その分、その切符で勝ち取った舞台で

ガッツポーズを決める内村を見たい。

オリンピックという大会自体が

どんな形での開催になるかはまだ分からないけど、

祈る思いで、そう思う。

 

■東スポ Web

【体操】東京五輪内定の内村航平

「今日はキング、レジェンドとは言えない」

https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/gymnastics/3262809/

 

 

その内村の "二世" と言われながら

怪我で苦しんだ北園が代表に入ったのも、

感慨深い話だよね。

どん底から救ったのも内村だったんだね。

知らなかったなー。

 

■Yahoo!ニュース(日テレNEWS24)

どん底から救ったのは“憧れ”の内村…“内村2世”北園丈琉が奇跡の五輪代表入り

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3bf92b10415d1140a5b0257419a2982bc377cd0

 

 

そこに、

今やもうエース格って感じの谷川航を加えた、

全代表、団体4名、種目別1名。

団体は4人全員がオリンピック初出場なんだね。

なんか、それも凄いなー。

 

 

オリンピック、

細かいことは今は置いといて、

どんな形であれ、無事に開催されるといいな。

オリンピックがあってもなくても、

自分達はただ、練習に励むだけ。

そう言い切る選手たちは

本当に立派で健気だなと思う。

4年に1度のこの舞台、

それも母国開催というこの契機に

特別な思いがない選手なんてほぼいないんじゃないかと思うけど、

それでもそう言ってのける選手達には

思わず胸が熱くなってしまう私です。

 

そんな選手たちがどうか、

少しでも浮かばれる結果になりますように。

 

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