現在の潤が推し進めるバンド、
Bräymen の 1st album。
曲調、サウンド、ボーカルと歌詞の組み合わせが、
Vロックの王道も王道、ど真ん中を爆進な感じ。
マイナー調の多さ（ほぼそう）も正にって感じで、
こりゃ、好きな人はたまらんだろね！
って仕上がり。
（2019/9/14 Release）
[凡例]
△･･･普通
○･･･良い。好き。
◎･･･素晴らしい。めっちゃ好き。
1. No.9
△
バンド結成発表時に
公式サイトでも音源が流れた 1st シングル。
キャッチーなメロディと歌詞が
ダントツで耳に残る聴きやすさ。
クネクネ系のメロとサウンドに
女々しい系の歌詞で、
THE ビジュアル系！って感じ。
2. Quintet
○
破壊衝動詰め込みました、って感じの
重低音ガツガツ系ヘビーロック。
うぉぉ！と唸りたくなるアグレッシブさが
良い感じの 2nd シングル。
拳突き上げて聴きたい感じの。
3. Duology
△
ジャカジャカなリズムとギターサウンドに
ライブの盛り上がりが目に見えるようなアッパーチューン。
ガンガンまくし立てるようなサウンドと曲調で
分かりやすくのれる感じ。
女心のような男心歌った歌詞がまた V系感満載。
4. Suicide
○
重めに展開するメロから、
地の底から煽ってくるようなビートと
パーン！としたハイトーンボーカルのサビが
高揚感ある図太いミドルチューン。
ダークでガツーン！
結構好き。
5. Drop
△
忍び寄る黒いものを感じるような、
ずっしりと重たいスローでどマイナーなメロから一転、
サビは光が見えるような晴れやかなメジャー調。
Vロックバラード然とした感じを
バッチリ押さえてる感じ。
6. 最低な今日に花束を
○
マイナー調ながら踊れる感じもあって
とにかくノリノリで好き。
エレクトロ感もあって、
ちょっと EDM っぽいのが何かシャレてる。
トゥッ♪トゥッ♪トゥル♪
トゥッ♪トゥッ♪トゥトゥッ♪トゥ♪
7. MIST
△
オリエンタルな妖しさたっぷり4ビートの Aメロ、Bメロと、
掛け声も高らかなドカドカ8ビートのサビ。
こりゃーぜったい煽り曲だよね！
って感じのストレス発散系。
聴いててなかなか気分よし。
サビよりメロより何よりも、
イントロのオリエンタルで妖しげなギタメロが
とにかくめっちゃカッコイイ。
これ、潤曲だったらわひょー！だな、と思ったら
まんまと作曲者が潤で歓喜、私。
もう、ここだけ延々聴きたい。
8. ユララユラ
△
マイナー調から始まってサビはメジャー調、
ひときわメロディアスな曲調が
90年代で慣れ親しんだ V系サウンドを
ありありと思い出させてくれるような 3rd シングル。
爽やかなサビとギターソロなんてもう、
めっちゃ懐かしくてちょっと目が潤みそう。
9. LOSER’S EDEN
△
前曲との共通点を感じるかのような、
またしても90年代 Vロックの懐かしさ半端ない
メロディアスでアップテンポなアッパーロック。
冒頭Aメロこそマイナー調だが、
それ以外は爽やかに晴れ渡るメジャー調。
歌詞的にもパーーッと開放的だし
このギタメロなんてもはや、
青春感じちゃうよ私は！
しかもこれが締めの 1曲ってのがまた！
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今の V系がどんな感じだか知らないが、
音楽的青春時代を 90年代 Vロックに馴染んで過ごしてきた私なんかは
うわー！！懐かしいー！！
そうそうこういうの！！
を、連発。
メロディック系の Vロックらしい Vロックで、
本当に懐かしさが凄いんだが、
逆に言うと、今は私がほとんど聴かなくなった感じのやつ。
歌詞とボーカルは女性的要素とか男の中の女々しさなんかを
楽曲にベストマッチな感じで歌い上げるのが十八番な感じ。
でも、
普遍的な内容も多く取り扱ってるので、
そっち寄りってほどの印象でもないかも。
とにかく、アー写どおりの印象というか、
古き良き Vロック感これでもか！っていう、
その一言に尽きる感じ。
自分の好みは一旦置いといて、
伝統芸を見たような気分の良さ。
個人的には「ユララユラ」に PIERROT 感を感じてしまう。
うううーーなっつかしーー！
ちなみに、作曲が潤なのは
「No.9」「Duology」「Drop」「MIST」
作詞が潤なのは
「Drop」「MIST」「ユララユラ」「LOSER'S EDEN」
作曲は潤、SaToRu、YU-TA の3名、
作詞は潤、SaToRu の2名。
曲は全員書けるらしいので、
今後は健希と Aki の曲もお目見えの機会があるのかもね。