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自己満足系気まぐれ更新日記

2019/11/25   解散後の印税と、未発表曲!?の話。

音楽の権利関係の話が

長年気になっていたので、

一度気が済むまで徹底的に調べるわ・・・!

と思い、片っ端から調べてやった。

 

その結果は別館のブログにまとめたんだが、

自分でも軽く呆れるほどの超大作になってしまった。

あははー・・・。

 

 

■音楽と権利 その1:音楽活動と権利の基礎知識

http://spin-off-blog.mimuroid.com/?eid=485

 

■音楽と権利 その2:「アーティスト非公認」の謎

http://spin-off-blog.mimuroid.com/?eid=486

 

■音楽と権利 その3:音楽の権利と人とカネの流れ

http://spin-off-blog.mimuroid.com/?eid=488

 

■音楽と権利 その4:うっかり侵害しがちな権利

http://spin-off-blog.mimuroid.com/?eid=487

 

 

での、

この中の「その2」「その3」あたりは

気になったきっかけが PIERROT だったりするわけよ。

 

 

PIERROT の場合、確か

以下作品がメンバー非公認だったはず。

 

 

【CD + DVD BOX】

COMPLETE SINGLES & PV COLLECTION
HELLO

 

【DVD】

2002.5.10 LIVE AT NIPPON BUDOKAN
[LANDSCAPE] -HEAVEN SIDE-

 

 

こいつらの発売当時、

メンバー側には収入は入ってこないとか、

メンバーにとっては何もいいことないから買わないでくれ、

みたいなことをメンバーが言ったとか言わないとか、

わりと噂も結構飛び交っていてさ、

その真相が長年気になってたのよね。

 

その前に私としては、

そもそもメンバー非公認商品ってなんじゃい!

って感じだったし、

LANDSCAPE なんて解散後に出たから

ますます訳分からなかったし。

 

 

で、色々調べ上げてちょっと賢くなった今、

上記2作品は何だったのかしら、

と改めて見てみると。

 

まず、商品化については

両作品とも確かに合法的にできるのは分かった。

心情的なところは置いておいて、法律的には納得。

 

 

で、肝心なのは印税ですよ。

 

 

これさー、私、

もらえてないんじゃないかと思うんだよね。

 

 

あれこれ調べた結果、

音源作品の印税っていうのは

アーティスト本人の口座に直接振り込まれるわけじゃなくて、

「音楽出版社」の元に一旦集まるようになってるのね。

で、そのあとは事務所、そのあとアーティスト本人、

という流れ。

 

でも、PIERROT は解散してるから

事務所との関係は無くなってるわけじゃん。

そしたら、

音楽出版社から受け取った印税、

事務所はその後どうしてるの?って話でさ。

なんなら、

音楽出版社から事務所に渡ってるかどうかだって

心配だよ、私は。

 

さらに、映像作品のカネの流れは音源作品より謎。

少なくとも一般人にとってはサッパリなんだけど、

おそらく発売元から事務所経由と思われる。

PIERROT の LANDSCAPE の場合、

SWEET HEART オンラインショップのみの販売だったから、

たぶん発売からして事務所だろうね。

 

 

円満に事務所をやめるケースなら

やめたあとに発生する印税をアーティストが受け取れるよう

契約周りを整理してから・・・

なんてこともできると思うが、

まぁ、PIERROT の場合はねぇ。

ちょっと揉めてたみたいだし、

少なくとも円満ではないよねぇ。はは。

過去のことはもういいよ、って局面でもあっただろうし。

 

 

これがね、

解散後も何千万とか何億とか、

そういう印税収入があるようなバンドだったら

さすがに出版社や事務所がこれをガメるのは・・・

ってなるかもしれないけど、

そんな金額じゃなきゃもう、

いいよそのまま貰っておけば、ってなってそう。

PIERROT の場合もそうなんじゃないのかしら。

想像だけど。

 

会社勤めをするとつくづく感じるけどさ、

例えば100万円ぐらいの金って、

個人としては大金だけど

会社から見ると大したお金じゃないんだよね。

そうなると、

たとえその額うやむやにしても

事務所の罪悪感とか、周囲の批判とか、

ないんだろうなと思うわけ。

バンド解散後の PIERROT の印税も、

おそらくそういうお金なんじゃないかなーと。

 

そういうお金の取り分をめぐって

裁判起こすアーティストもいるけど、

これ、結構な確率で泥沼なわけですよ。

これまでお前(アーティスト)にいくらかけたと思ってるんだ!とか、

経費がどうのみたいな話始まったらもう、ねー?

そいつら天秤にかける作業って、大変よ?

離婚の慰謝料だって、

そういうの大変でもらうのやめちゃう人いるのに、

それより大変そうじゃない?

知らんけど。

 

可能性があるとしたら、

キリトの事務所にお金が流れるようになってる

ってパターンかなと思うけど、

印税等分だった PIERROT ちゃん、

そっから各メンバーに今でも等分してるってこと?

って話になるけど、どうかねその可能性・・・。

 

CD 売り上げ以外の印税だけは

JASRAC から直接受け取りもできるけど、

調べたら PIERROT はそうはなってなかった。

 

ふぅん・・・。

 

 

 

ま、そんな暗い話はこのへんにして、

そこら辺の話を調べているときに、

ちょっと、面白いもの見つけた。

 

 

 

日本で作られた楽曲っていうのは

ほとんどが JASRAC に登録されていて、

そのデータベースは個人でも見られるんだけどね。

 

・J-WID

http://www2.jasrac.or.jp/eJwid/main.jsp?trxID=F00100

 

そこを「PIERROT」で検索すると、

知らない曲が何曲か出てくるの。

これ。

 

・ATOS,VOODOO

・ATOS,WAR

・BEFORE BRISHTERDAY

 

最初の2つは副題的なものに「SE」って書いてあるので

ライブの SE か何かだろうね。

作曲者(アイジ)は登録されてるけど

作詞者はいないし。

ライブの SE だった曲がゲーム音楽に使われた、

って話があった気がするが、それかな。

こういうのも「PIERROT」として登録されてるんだねぇー。

 

でも3つめの「BEFORE ~」は

作詞・キリト、作曲・アイジ。

 

 

むむ!!なに!!

こりゃー、お蔵入り音源か!?

 

 

そのデータベースで登録状況を見てみたら、

JASRAC で管理はしてないけど

録音されたって話があったから一応載せとく的な、

「権利未確定」という、なんか中途半端な状態。

 

 

気になるーー!

 

 

楽曲の登録日は書かれていないので分からないんだけど、

「作品コード」ってやつが

なんとなく連番で振られているような雰囲気。

その作品コード順に曲を並べてみると、

この「BEFORE BRISHTERDAY」って曲は

「壊れていくこの世界で」と「新月」の間。

 

ほっほー。

「壊れていく~」の c/w 、もしくは

アルバム「HEAVEN ~」の候補曲だったとか?

 

 

気ぃぃになるぅぅぅぅーー!

 

 

もう1曲、作曲者が潤の曲で知らない曲ある!

「XODARAP」っていうのある!!

と思ったら、

これ「PARADOX」だった。

ああ、逆から読むのね!!

JASRAC への登録はコレなんだ!!へぇぇ!!

 

 

 

・・・と、最後は結構どうでもいい話でした。

 

こういうの調べ始めると私、

止まらなくなってしまうタチなのよねー。

楽しくってー♪

 

 

さっきのサイトで PIERROT の楽曲調べると、

半分ぐらいは出版社に

「スウィートハート」の名前があるんだけどさ、

スウィートハートって音楽出版社だったのかな。

ミスティックチャイルドが音楽事務所?

なんかこのへん

いつもよく分からないのよねー。

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