今年も M-1 の季節がやってきた。
面白かったねー今年！
私は上位 4組が決勝行って欲しい人達ばっかりだったから、いい結果だった。
4組とも良かっただけに、
決勝行けなかった「ミキ」の

2本目のネタが見れないことを

残念に思うくらいいい結果だった。
あのキレるツッコミ、好きなのよねー。

個人的には「和牛」か「ジャルジャル」に優勝とって欲しかったんだけどね。
しっかりしたしゃべくり漫才が大好きな私としては
あの 2組のカラーはどっちも好きね。
上手い！
上手いんだよね！
あの話のタネだけでここまで漫才を繰り広げられるの、
ホント見事。見応えある。
おーもーしーろーいーーーーっ！

特に和牛の安定感は凄い。裏切らない。
確実に笑わせてくる、あの静と動。
品があるのに何でだろねってぐらいの、あの笑いの爆発力が、
好きだわー。
あと、水田のあのイラッとするボケ、
大好きだわー。
この系統ドツボだわー。
で、
同じシッカリ漫才の道を行きながらも、
新しさとオリジナリティを出してくるジャルジャルね。
新しいのに正統派。
この凄さ、なかなかドえらいよ。
みんなが機関銃で戦ってる中
銃は銃でもレーザー銃で応戦してくるみたいな
粋な勝負仕掛けてきてると思わんか。
そういう姿勢大好きだし、
もっと賞賛されて欲しいんだ私は。
そんな御託抜きに面白いし。
「ゼンチン」と「チン」でこんだけ笑い取れるって
これが漫才の腕だよね。笑


でも、そんなジャルジャルには

決勝で一票も入らなかったんだよー。
うーん、
もう一声、って感じではあったのかな。
でも私、

ジャルジャルのあのネタ、見たことあるんだよ。
あっただけに、フラットに比べられなかったなー、そこ。

どうなの。

やっぱ、もうひと押しって感じだったかね。
いやいやでも、
相対的に和牛と霜降り明星が良かったんだよね多分。
ちょっとあの 2組に圧倒されたかね。
霜降り明星の勢い、すごかったもん。
トレンディエンジェルが優勝したときを思い出した。
正統派しゃべくり漫才が好きと言っておいてなんだけど、
私、霜降り明星とかトレンディエンジェルみたいな、
強めのキャラで強引にぐいぐい引っ張る漫才
大好きなんだ。笑
というか、
あそこまで会場全体を味方に付けたら勝ち。
そこまで空気をモノにしたらもう勝ちだよ。
何やったって笑える。
その笑いの連鎖みたいなのが起きたら
もう天下取ったようなもんだよねぇ。
笑わせられる側もあっぱれだよ。
霜降り明星、これからも楽しみねー。


そしてここから完全なる横道、
私の恒例、しつこいこれ。


あー！
アンタッチャブルが見たいなー！


「ミキ」のキレるツッコミの面白さ、
「和牛」のイラッとするボケの面白さ、
これ、
完全に私のストライクゾーンど真ん中だけど、
その、それぞれの最高峰がアンタッチャブルだから。
両方だからね、両方。
いいですか。
この両方ってののエグさよ。

だいたいね、
どんなに爆発力ある漫才師でも、
どっちか片方が引っ張ってるパターンが多いんだよね。
中川家なら礼二だし、
NONSTYLE なら石田だし、
トレンディエンジェルなら斉藤さんでしょ。
でもアンタッチャブルは違うよ。
柴田もザキヤマもグイグイだから。
強めのグイグイ。
なのに胃もたれしないんだから。
それどころか、
あんなにぐいぐいなツッコミなのに、
それがボケを引き立ててんだよ。
「俺が俺が」のツッコミじゃないのよ。
あのザキヤマのイライラするボケに対するキレ芸、
最高の立役者なのよ。
ザキヤマのイラッと感が一番美味しい状態で調理されてるわけ。

こーれ！もう！
無敵でしょうよー！！！

特に私はツッコミ好きだからさ、
柴田をずーっと待ってんの。
ボケは生かすも殺すもツッコミ次第。
アンタのザキヤマ料理は天下一品だよ。
右に出るやついないって。
頼む。
戻ってきてくれ！

Tweet