長年にわたって曲を聴いてるアーティストのうち、
そのほとんどをオンタイムで聴いてない私。
イエモンも、
ブランキーも、
CASCADE も、
聴き始めたのはみんな活動休止・解散後から。
Linkin Park とか oasis は
聴き始めた当時も活動中だったけど、
私が聴き始めてから路線が変わっちゃって、
その当時にリリースされた音源はあんまり聴いてなかったし。
ホントに PIERROT ぐらいなんだよね、オンタイムで聴いてる音楽って。
それが「勿体ない」と言えばそうかもしれないし、
当時別のアーティスト目当てで見てた番組に
実は彼らも出てたのを後から知ると、
「マジかよニアミスかよー！」とかなったりするけど、
「あの時ハマってればなー！CD を手に取っていればなー！！」
とかはあんまり思わない。
なんかね、
今からその当時を思い返してみると、
たいがいその頃って別の何かに夢中だったりするし、
あの頃の私じゃ良さなんて分かんなかっただろうなー
とも思ったりするの。
負け惜しみでも何でもなく素直にそう思うことが多くて、
何というか、
「出会う時期」とか、
「出会うべくして出会う」とか、
きっと私はそういうのを信じるタチなんだな。
過去があるから今がある、とも思うし。
だったら、過去にハマってなくて今ハマってるのは、
偶然かもしれないけど意味もある、というか。
何ていうのかね。
自分が「そういう時期」に達してないときってさ、
「出くわして」はいても、「出会って」はないよね。
このへんの考え方は、本当に年々如実に強くなっていて、
それが年を重ねるってことなのかなー
とか思っている。
そんな感じだから、特に今は過去に対する後悔というのがあんまりなくて、
気付いた今から全力投球することにしか興味がないね。
その方が何倍も素晴らしくて意味があるし、
今出会えたんだからむしろラッキ－じゃないか。
それに、
あの時手に入れてなかった過去を埋め合わせるかのように
あれこれ手中に収めようとひた走る今ってさ、
掘っても掘っても宝しか出てこない山をザクザク掘ってるみたいで
結構楽しいよ。笑
そんな感じで私は今日も、あちこちザクザク宝の山を掘っています。
そして、再結成したイエモンと CASCADE、
もうガッチリ離しませんぞ。
特にイエモン。