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自己満足系気まぐれ更新日記

2020/01/23   PIERROT の陰と陽

私は「陽のカッコよさ」というものにとても弱いのだけど、

そのストライクゾーンは、なかなかに狭い。

そんな中でも PIERROT のやり方は

結構好きだったなー、という振り返り。

 

 

圧倒的に「陰」のカッコよさが強かったインディーズ時代を経て、

真っ向からメジャー調の「クリア・スカイ」でデビューした PIERROT。

当時は拒絶反応示したファンも多かったと聞くんだけど、

でも、

後々この曲は人気曲になってくわけよね。

私なんかはむしろ、こういうところで

PIERROT が好きになったようなもので。

メジャー 1st アルバムの「FINALE」もそうなんだけど、

メジャー調の曲が多いでしょ。

「ハルカ・・・」とか、

「MAGNET HOLIC」とか、

「CREATIVE MASTER」とか。

そういう曲を多く取り入れてるのに

ちゃんとカッコよさがあって、

聴かせる力があるのが良いなぁーって。

 

「陰」のカッコ良さは私、

今でもめちゃくちゃ好きだけど、

でも、

「陽」のカッコ良さに比べると簡単ではあるよね。

「陽」のカッコ良さって

本当に難しくて奥が深いと思うし、

だからこそ、

それを持ってるバンドって好き。魅力的。

V系なんて特に、

「陰」に寄ったバンドが多いイメージあるし。

そうじゃないんだな、ってだけでも、

当時、相当イメージ良かった。

 

あれだけダークサイドな「PRIVATE ENEMY」にも

最後の盛り上がりに「ATENA」があるし、

「HEAVEN」なんて

思いっきり「陽」のカラー打ち出してきたし。

またそれが良きハマり方で、

そのアクセント具合、好きだったんよねぇ。

「PSYCHEDELIC LOVER」が出たときは、

プァーーー!

「COCOON」に続き、またさわやか路線!

どうした PIERROT!

とか思って、

ショックすら受けたりもしたが笑、

後に、ライブでやったら歓喜するくらい

好きになった曲でもあるしなー。

そんな話より先にまず、

あれだけダークだったインディーズ時代に

既に「HUMAN GATE」は定番曲だったんだもんね。

浮くぐらい明るいよね、あれ。笑

 

そういう PIERROT の「陽」の効かせ方、

ほんっと好きだったんだよね、私。

 

 

 

陰と陽が両方あるバンドが好き。

作風が広い、ってのも

私にとっては褒め言葉。

でも、

バンドのカラーがハッキリしてる、ってのは

さらに最上級の褒め言葉。

 

難しいねー。

わがままだねー。

でも、

だからこそファンって、なりがいがあるもんよね。

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