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自己満足系気まぐれ更新日記

2019/09/22   密着・高橋大輔の The Phoenix

高橋大輔の今シーズンの SP 「The Phoenix」

それができるまでに密着したドキュメンタリーを見た。

 

すんごく面白かった。

 

みんな初めて、みんな異例、

作る方も演じる方も挑戦だらけで、

その挑戦が前向きさでいっぱいなのが

見ていて楽しい、清々しい。

 

今回の振り付け師は、

世界的ダンサーの振り付けを担当している

振付師、シェリル・ムラカミ。

そもそもスケート未経験者が

メインで振り付けを担当するのが異例。

地上のダンスと氷の上のダンスって

全然勝手が違う。

リンク上のスケート靴だと

踏ん張るのがかなり大変だから

細かな切り返しとかキビキビした動きって

かなり難しいし、ものによっては無理。

だから、

地上でつけた振りを氷上で滑るために

アレンジを変えたり、

技術的な工夫を加えたり、

その苦労がかなりのもの。

 

その難題にチームで立ち向かう姿が

すごく良い。

 

振付師のシェリルは

スケートを理解しようと努めるし、

その振付けをスケートの動きに当て込む役割の

フィギュア振付師ミーシャは

ダンスの動きを理解しようと努力するし、

高橋はその両者出す結果を

体現しようと踏ん張るし。

 

色んな人が知恵と力を出し合って

ひとつの物事が前に進んでいくのって

良いものよね。

無理だ、難しいと諦めるのは簡単だけど、

各々のこだわりや良いところを

なんとか活かそうとする姿勢とか、

いいものを作ろうとする姿勢って

見ててホントに気持ちがいいわ。

 

で、

そうやって出来上がったプログラムがまた、

素晴らしい。

もう、素晴らしく素晴らしい。

これが競技プログラムなの!?っていう

めちゃくちゃにダンサブルなカッコ良さ。

ダンサーが振り付けしたんだから

当たり前ではあるんだろうけど、

これはダンス。

ダンスだね。

氷上のダンスだわ。

今までこういうプログラムってなかったんでは?

そう思うぐらい革命的。

 

 

今、滑り込んでる最中だから

まだ完成系とは言えないのだろうけど、

おおよその全貌と、

ポイントとなる見どころと、

それが見れただけでも興奮するには十分ね。

躍動感とキレの良さが凄い。

すんんんんんんんごい。

 

こういうスケート大好き。

フィギュア選手で大好きだった

ヤグディンの演技を思い出した。

 

あの人のスケートには

演技の一挙一動でその場の空気が変わるような、

空気が裂ける音が聞こえるような

そういう気迫と力強さとオーラがあって、

それが未だに忘れられないほど私は大好きなんだけど、

今の高橋大輔には似たものを感じるわ。

こういうスケートをする人が、

今の日本にはいるんだわと思うだけで嬉しい。

そこに、

元々高橋の持ち味だった、艶感もあってさ。

 

こりゃーすごい。

テレビ見ながら私は立ち上がったよ。

わぁぁ!だよ、わぁぁ!

 

ドキュメンタリーの中で高橋は

「オンリーワン、みたいになりたい」

って言ってたけど、

それに向かう道を着実に歩いている姿は

既にオンリーワンって感じ。

目指すものに向かって挑戦する精神ってのは

本当に尊いしカッコイイ。

 

 

曲の構成、

ちゃんとサビあとの Dメロも使われてて、

おまけに最後のサビの手前の

タメが長いのめっちゃいい。

Heeeee.....y young blood !!!

長い!いい!

早くちゃんと全貌を見たい!

 

 

ところで、

その振り付けをしたシェリル・ムラカミが

今までやったこともないフィギュアの振り付けを

引き受けた理由を聞かれた時こう言ってた。

 

 

 

「新しい挑戦は断らない。」

 

 

 

カッコイイ。

 

 

 

録画保存しました。

カッコイイものは忘れたくない。

 

何事も、前に進むのがカッコイイのだ。

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