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キリト [Vocal]

世話のやける頭脳派クセ者リーダー。
PIERROTの「カリスマ」、教祖系ボーカリスト。
1972.2.24生まれ うお座 A型
ファンの呼称は「キリター」。
ファンの中でも何だかんだでキリターが一番多い気がする。
ボーカルなので、当然ながら定位置はどセンター。

札幌生まれ、埼玉育ち。地元という意味では札幌より埼玉。


バンドのリーダー。
PIERROT の顔であり、ブレーン。
PIERROT の特徴である独特の世界観とか凝ったコンセプトとかは全部この人が考えている。
すべての楽曲の作詞を担当。作曲も一番多い。
バンド名の名付け親でもある。
メンバー最年長。ベースのKOHTAは実の弟。
スタッフもメンバーも手が付けられない程に短気で俺様な一面と
律儀で照れ屋で人見知りで意地らしいほどにカワイイ一面とを合わせ持つ奇跡的なキャラクター。
そのギャップはとんでもなく激しい。

本名は「村田信也」。
オフィシャルのプロフィールにこそ載っていないものの、隠す気はないとのことで随所で公表。
少年時代は読書好きの大人しい少年だったが、
中学~高校あたりでヤンキー道に足を踏み入れる。
タバコもバイクもこの頃から。
警察署にもちょいちょいご厄介になり、結局高校は中退。
その後、このままだとヤバいと感じたキリトは長野に働きに出る。
そこで潤と出会い、後に PIERROT 結成。
すっかり更生してオトナになってからも、読書は好きで知識持ち。
高卒のコータより俺のが IQ 高い!と本人談。
でも、そんな KOHTA のことは大好きです。
ステージでも KOHTA を「自慢の弟です」と紹介しちゃうブラコン、キリト。

バンド内では独裁者的な立ち位置。カリスマ担当。
ライブでの存在感はすごい。
教祖。(笑
でもMCの3割くらいはカワイイ系でお笑い系。

歌詞には並々ならぬこだわり。PIERROTの独特の世界観の根源はここにある。
英語の歌詞が少ない(ほぼない)のが特徴。
得意の社会風刺モノをはじめ、生き死にとか信条とか、まぁ色々。
「日本人」としてのアイデンティティを大事にしているご様子。
とりあえず、アメリカの横暴ぶりとそれにヘコヘコして見える日本は嫌いみたい。

映画大好き。超大好き。
映画館で映画を見るときは、集中したいから前後左右斜めを合わせて9席取るらしい。
作品ごとにテーマがあってLIVEでもその設定を徹底するというPIERROTの特徴は
この辺にルーツがあるんじゃないかと勝手に推測。


ライブやテレビなど、表に出るときはほぼ毎回顔にペイントをする。
片目に十字模様が定番。バンドのマークにもなっている。
右目ペイントだとライトキリター、左目ペイントだとレフトキリター。
なんのこっちゃ。
十字模様以外にも、遺伝子模様とか一本線とか、両目に書いたりだとか、
その時の作品のコンセプトに合わせていろいろ。
以前、コータの鼻ピについて、
「親からもらった体に穴を開けるなんてね~」「痛いのキライだから俺は開けたくない!」などと言っていたのに、
あるときいきなり耳に何個もピアスを開け、腕にいくつもタトゥーを入れる。
詳しくは語られないので細かいことはわからないが、なんでもタトゥーは「覚悟の証」らしい。

ライブでは、曲に合わせた独特の振りをする。
「踊り」ではない。「振り」である。
ピエラーがみんな真似するので、ライブの雰囲気はかなり異様で宗教的。
PIERROTのライブは一体感がある、と言われるのはほぼこれのせい。


頭の回転が非常によくて口達者。
ヘーコラするのは大嫌いで、絶対に媚びない。
自分が「コレ!」と思ったら周りがなんと言おうが力ずくでもやるし、「ダメ!」と思ったら即却下。
問題発言や「やっちゃった」なエピソードも多数。
スタッフを困らせた回数は数えきれない。
詳しく知りたい人は某雑誌インタビュー連載の単行本、「偽装 音楽業界」を読むべし。
そこまでしたくないけどちょっと興味がある人は「PIERROT 伊藤政則」とか「PIERROT 出禁」でググるべし。


ボーカルなのに滑舌が悪い。モコモコ喋り。
「たちつてと」は「たちちゅてと」。
「さしすせそ」は「しゃししゅしぇしょ」。
素だから、迫力がなきゃいけない場面でもなっちゃう。歌詞でもなっちゃう。
「うっさい!」とか「やだ!」とか、お子ちゃまな言葉もよく使う。
そしてたまに出る独特のイントネーション。
総評して、喋りの部分に関しては全体的に正直カワイイ。
微妙に世間知らずというか流行に乗れてなくて、
例えや固有名詞のチョイスには「古っ!」とか「何でそれ!?」とか全力でツッコみたくなる場面も日常茶飯事。
そのへん全般的にかなりカワイイけど、本人に言ったら絶対に怒ると思う。

ボーカルなのに、といえばもうひとつ、
がっつりしっかり喫煙者。
起きたらとりあえず一服しないと気が済まないのは TAKEO と同じ、
煙草の銘柄はバージニアスリムライト・メンソールで、アイジと同じ。('97 発行の会報情報)
でも、2003年に出たベストアルバム(DICTATORS CIRCUS -奇術的旋律-)のオフショットで吸っていたのは、
医薬品の「ネオシーダー」。
あんま詳しくないけど、偉いぞキリト。多分だけど。


ステージでは基本的に俺様道まっしぐらなオラオラ系。
ファンは「お前ら」呼ばわり。
煽るときは「キチガイ」よばわり。
「俺の愛しいキチガイども!相変わらず狂ってるか!もっと狂っちまえ!」
などと煽られて「ワーイ!」と思えたらピエラーになれます。
でも、前述のとおりの可愛さはどうしてもついてくるので、
MC は結果的に、煽りメインの可愛さミックス。
そのギャップ萌えが極まると、だいたいキリターになる。

ちなみに「キチガイ」は放送禁止用語なので、テレビ放映や映像作品になるときは大抵「キピーーー」。

後期になるにつれ、MC での偉そうな発言や社会風刺も名物的位置づけに。
世間体お構いなしで言いたいことをズバズバ言う姿勢はカッコイイし見ていて気分がいい。痛快。
あんだけ堂々としていてくれるからこそ、煽られ甲斐もあるってもんだ。
でも、時々言っていることが訳分からなかったり
必要以上に説法くさくて鼻白むことも。(爆
それがムカツクと批判も多いが、ま、パフォーマンスだからね。
個人的には、そういうMCは「あー、また何か言ってる」的なスタンスで聞くぐらいがおススメ。
ステージが終わったら「そういえばあんなこと言ってた」ぐらいのおぼろげな記憶に留めるくらいでちょうど良い。

この辺の振る舞いは、
思春期の子供を見守る母親のような気持ちで見ているピエラーも多い。
特にキリター。
あら、今度はブ●シュ批判ね。どれどれ聞こうか。
んまー、また何かやんちゃしてるねー。しょうがない子だなー。
的な。
頭脳派でずる賢いし、気が短くてキレやすいが、
根は竹を割ったような真っ直ぐで生真面目な性格、
おまけに実は寂しがり屋という、とにかくツンデレで世話のやける奴なので、
母性本能強めの方には超オススメな逸材。
アイジとはまた少し違った意味で、手のかかるやんちゃな子。
見守りがいは抜群にある。


パフォーマンス的にも、本人は笑わせるつもりはないんだろうけど見てる側としては「 (笑) 」な動きをよくする。
「いやらしく腰振ってー!」と煽っておきながら
本人はいやらしいどころかカワイイとしか言いようがない動きでおしりをプリプリしちゃうし、
それはどうなの!?っていうヘンテコな振り付けを真顔でやっちゃうし、
オラオラな煽り文句も、モコモコ喋りと妙に可愛い言い回しのせいで逆に微笑ましくなっちゃうし。
「お前ら俺にちゅいて来いよ!!!」みたいな(笑

そんな、俺様にしてツッコみどころがありすぎる、あらあらまぁまぁな愛すべきキャラクター。
どんなに偉そうにしていても、結局はいつもそんな調子だから何だか憎めない。
ライブ終わりにも毎回メンバー全員で深々とお辞儀して
「君たち(=ピエラー)は日本一のファンです。俺たちは幸せ者です。」
とか言っちゃうんだから律儀っつーか健気っつーか。
カリスマ「的」だけどカリスマそのものではない、愛嬌たっぷりなお人。


とはいえ好き嫌いは分かれるもので、
アンチも多く、特に後期になってからは、某大手インターネット掲示板での叩かれ率は半端ない。
逆に、ピエラーから見てもアイタタな「キリト信者」も結構いる。
キリト信者の叩かれ率は、キリト本人よりも半端ない。


ライブ以外の場所ではお笑い系な色がかなり強い。
圧倒的な勢いでボケ担当。
ツッコミのゴールドパートナーは潤。
ゴールドも何も、潤しかツッコむ人いないけど。
真面目な顔でぶっとんだことをサラッと言うシュールな芸風。
ツッコミやリアクションがないと成立しにくい笑いだが、クオリティは高い。
でも、ここでもやっぱりモコモコ喋りとか妙な言葉のチョイスが響いて
結果的にカワイイ感じになってしまうことが多々ある。
だからオフショットでは(機嫌が悪くなければ)ステージが嘘みたいに可愛らしい。
ものすごいギャップ。

真顔で嘘をサラっとつく。
唐突なひらめきも凄い。(いい意味でも悪い意味でも。)
KOHTAは持続力があるけどキリトは逆で「瞬発力で生きてる」と本人談。
その場の思いつきでいろんな行い。いろんな要望。いろんな無茶ぶり。etc。
メンバー含め、周りはそれに振り回される。
特にスタッフの場合はシャレにならない。
キリト被害者の会。


ラジオもいくつかやっていたが、潤とやっていた「PIERROTブレインストーム」が一番の名物番組。通称「ブレスト」。
この番組のときのキリトは、お笑い一色でカリスマ性のかけらもない。
言ってることが高度すぎて(笑)訳分かんないし、タイミングも突発的すぎだし、
潤が拾ってくれなかったらアナタどうするつもりなの!!
っていう危うさがたまらなく良い。自由すぎ。
ブレストでハガキを読まれると、キリトのオリジナルキャラクター「極えもん」の缶バッジがもらえた。
極えもん」は缶バッジ意外にもグッズや会報やノベルティ等でたびたび登場。
絵心は結構ある。
アルルクゥアン時代の会報には、毎回表紙裏にキリトのイラストが載っていた。


昔はプヨプヨ体型だったのに、9キロくらいダイエットしてむしろ細くなる。
細くなった途端、あっという間に露出狂。
昔は絶対に脱がなかったのに、アンコールにてしょっちゅう脱ぐ。
なんかのツアーで履いちゃったホットパンツは、もはや事件。
PIERROT 解散から10年以上経った今でもその体型をキープしているのは凄いが、
プヨプヨだった頃のキリトの人気もまた根強く、
今でもネット上ではぽっちゃりキリトを懐かしむ声をよく聞く。
可愛かったもんね。

イメージにそぐわず手がキレイ。指が細くて長い。手タレ経験あり。
それじゃ迫力がないからなのか、LIVEやテレビではほぼ毎回皮手袋をする。
アーティスト写真ではいつも口が半開き。
唇がぽってりしてる上に昔は顔が丸かったので、その半開きの感じが何だかカワイイ。

運動神経はいい、らしい。
会報のコーナーでスノボに挑戦したときも、1度もコケずにS字ターンをマスター。
中学のときは機械体操部。今でもバク転ができる。ライブで披露したことも何度かあり。
バイクも趣味。デカイやつで走りまくるのが好きで、複数台所有の模様。
でも、西武ドームのオフショットで披露したキャッチボールは、女子もびっくりなヘナチョコフォーム。
あれを見ると、運動神経にはいささか疑問が。球技が苦手なだけなのか。

ちなみに、車の方の愛車はベンツ。
社長のおさがりだが、高級外車は高級外車。
ラジオの収録に遅刻しそうになり、
「俺は救急車だ!」と自分に言い聞かせながら首都高を爆走したとき、
結構道を譲ってもらえたのは「高級外車」だから。(キリト談)

ヘッポコな面は結構多い。
痛いのキライ。
虫キライ。
家にゴキブリが出たら戦わずに「エイブルに行く」。つまり引っ越す。
苦手な食べ物が異常に多い。
苦手な食べ物の多さで人に負けたことがなく、「たまには俺だって負けてみたい。」らしい。
ついでに便秘症。(笑
慢性すぎて便秘薬が効かなくなり、一度にたくさん飲んでひどい目に合ったこともある。
でも、なんと言ってもコレ。重度の高所恐怖症。
人のを見てるだけで「やめてくれー!」な超ヘタレ。
体操部時代も鉄棒がダメだったらしい。
昔(メジャーデビュー後しばらく)は酒も飲めなかった。
が、いつの間にか飲むように。
ビールとか飲んじゃう様子。

現在はTAKEO、KOHTAとともに「Angelo」に所属。
すっかりフェミニンなキャラを定着させて、一部のファンの間では「美魔女」とか言われてるらしい。
何やってんだか。笑 PIERROT メンバー TOP へもどる。