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アイジ [Guitar]

おバカは愛嬌。これがうちのエースですが何か?
PIERROTの「アイドル」、天然系イケメンギタリスト。
1974.11.17生まれ さそり座 A型
ファンの呼称は「アイジャー」。
多分、キリターの次に多い。
ジャーとどっちが多いかなぁという感じだけど、どうなのかなー。
定位置は前列上手(かみて)=舞台向かって右側。カミテギター。

長野県、潤と田舎争いがどっこいどっこいな地域出身。


担当はギター。カッコいいソロパートや派手なギタープレイ担当。
そしてPIERROTのイケメン担当。
メイクしてなくてもイケメン。
すっぴんでもあまり顔が変わらない。サラサラストレートヘアーも天然もの。
胃下垂なので、大食漢なのに女子も羨む体の細さ。
でも水泳をやっていたので肩幅は広くて意外にがっしり。
メンバーいち背も高い。
ビジュアル的にはおよそ文句なし。
でも鼻デカ。
本人気にしているくせに、鼻にピックを詰めて遊んじゃう。
気にしてるのしてないの、どっち!

デビューしてしばらくは、必ずと言っていいほど衣装が膝上の短パン+厚底ブーツ。
ステージでも雑誌のグラビアでも短パン。
アイジと言えば短パン。
アイジと言えば膝小僧。
トレードマークだったのに、オトナになるにつれてレアになる。
デビュー当初は髪が紫色。
そのあと2度とこの色にはしなかったが、末永くイメージに残る。
短パンも紫髪も、アイジコスでは永遠の定番アイテム。

ステージやアーティスト写真など露出用に限り、何それ!?というような珍しい髪型をすることがある。
頭のてっぺんを編み込みにして後ろはシャキーン!なやつとか、
(通称エビ頭。海老がいっぱい頭に乗ってるみたいだから。)
ハーフアップにしてちょんまげみたいのを結ってみたりだとか。
(キリト命名、ソフトちょんまげ。略してソフちょん。)
でも、こういう激しい髪型の変化はわりと後期になってから。
初期の頃は色の変化こそ激しかったものの、スタイル的には長さも含めてほとんど変化がなかった。
金属アレルギーなのでアクセサリーをほとんどしない。
そのかわり、右手の指の付け根にPIERROTなタトゥーをしているという
ピエラーもびっくりな PIERROT 愛。


音楽的には PIERROT のエース的な存在。
ツアー先でも CD ショップに通うほどの音楽好きで、
メンバーの中で最も音楽の知識に長けていると思われる。
PIERROTのコンセプトを支えるのがキリト、サウンドを支るのがアイジ、って感じ。
音源のマスタリングなんかはアイジに一任されることが多い。
タケオと一緒にSEも作成。
キリトの作品はわりと音楽的には異端児的だったりマニアックだったりな個性派テイストだが
アイジの作品は比較的王道。作曲者としての安定感は抜群にある。
この2人の作品でPIERROTの楽曲の8割以上を占める。
PIERROTのクリエイターツートップ。
キリト曲だけでもアイジ曲だけでもPIERROTは成立しない。
そのバランスがPIERROTテイスト。

ライブパフォーマンスは派手。
立て膝で天を仰いでギターを弾いたり、腕をぐるぐるまわしたり、ギターを銃に見立ててみたり。
衣装も比較的派手。
ショッキングピンクのラメラメスパンコールな衣装を着られるのはPIERROTの中でもアイジだけ。
キリトとのエロい絡みはライブの名物。
潤とキリトもたまーにちょいエロぐらいの絡みはあるが、
あんだけディープなのはキリトもアイジに対してしかやらない。
ライブでこそキャーと言えるが、
それ以外のところでやられたら「やめてくれーーー!!!!!!」っていう感じのやつね。
どうディープかって、ほぼ「前戯」。(爆
とは言え、アイジは義務的にやっているというより素でやっているという感じが多少ある。
少なくとも、多くのピエラーの間ではそういうことになっている。

PIERROT 初期〜中期はアイジがキリトによく懐いていた時期。
ステージの MC でも、キリトはアイジに対して何となく攻撃力控えめ。
まんざらでもなさそうなアイジ。
オフィシャルサイトの掲示板では、
「きりちょ」「あいにゅ」の二人称で書き込みを連投したバカップル前科あり。
なんか微笑ましい関係。
とりあえず、キリトとアイジが絡むと、エロくなくても会場からは黄色い声。
でも後期には不仲説、という元恋人的ポジション。


マイクを向けられると話がまとまらず口下手気味。
ライブのMCでは嫌がらせとしてピンスポットがあてられる。
喋り始めや言葉のつなぎに、持ち前の低音ボイスで
「え゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」 とか
「あ゛の゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」 とか言う。
喋り方も、
「なんかぁーーーーーー、○○○ですよねーーーーーーーーー」
「すーーーげぇ、○○○みたいなぁーーーーーーー」
ってな感じ。
そのダルそうな様がなんともギャルっぽい。
「すげー」が口癖。
音楽的には間違いなくエースでメンバー内でも一目置かれる存在なのに、
喋ると何だかバカっぽい。
潤と仲が良く、時々潤を「じゅんじゅん」と呼ぶ。
ネタのようでネタじゃない気がする。
ちなみに、潤をそう呼んでいいのはアイジだけ。
・・・だそうですよ!(何)
同じく潤だけにはアイジを「アイアイ」と呼ぶことが許されているが、あまり聞いたことがない。
結局のところ、潤とはけなしけなされの仲。
じゃれ合う犬猫的な仲良し関係で、解散後にも SNS 上でのやり取りが頻繁に見られる。


超さみしがり屋な構ってさんで、いつも携帯が手放せない。
ガラケー時代に通話料の請求額が月10万円を超えたことがある、という噂がまことしやかに囁かれている。
でも、その分メンバーいち社交的。
業界問わず知り合いが多く、人見知りが多いPIERROTメンバーでは珍しいほどに顔が広い。
ちなみに、ラジオの生放送でうっかり携帯をマナーモードにし忘れ、着メロのライディーンが電波に乗ったことがある。

会報の企画やラジオなどのネタがライブに持ち込まれるときなど、
自分は本来無関係なネタによく乗っかる。
例えば、潤&タケオのコーナーの企画なのに、「俺もやりたい!」と勝手についてくる。
何かのライブで罰ゲームとして潤が手に大量の輪ゴムを巻いて登場したとき
「いいなー。俺もやっていい?」と、罰ゲームなのになぜかお揃い。
きっと放っておいたら寂しくて死んじゃうタイプ。
メンバーの間で車を買うのが流行ったときも、
他のメンバーがみんな外車を買う中、アイジは「みんなで乗れるように」という理由で国産車の SUV を選ぶ。
かつてPIERROTのオフィシャルサイトに設置されていた掲示板への書き込みもメンバーいち。
顔文字の使用率もメンバーいち。
このへんもまたギャルっぽい。
口癖の「すげー」は、文字表記では「凄げー」となる。
普通に読んだら「すごげー」だろ!ってことで、アイジ語と言われる。


そんな感じで、なんとなく頭が弱いキャラで通っているアイジだが、
実は高卒後に進学している、ただ1人のメンバー。
音楽系専門学校卒で、PIERROT いち高学歴。

酒はたしなむ程度に飲むらしいが、
デビュー前後のインタビューによれば、飲む酒はカクテル系のかわいい酒。
でも、メンバーだいたい酒が得意ではない PIERROT においては、これでもメンバー内で飲める方。
そう聞くと体は丈夫な方なのかな?という気もするが、
その一方、金属アレルギーで花粉症。
好きな食べ物はフルーツ。やっぱりかわいめ。
6th シングル「AGITATOR」には、
「僕はメロンとハンバーグが大好きです」(うろ覚え)というアイジの台詞を逆回転させた音声が使われているという、
可愛さとあざとさが光るエピソードも。
でもタバコは吸う。
'97 発行の会報によれば、銘柄はバージニアスリムライト・メンソール。当時のキリトと同じやつ。

ファッションは時々たまに、少々独特。
普通な時も多いのだが、
忘れた頃にド派手な原色とか謎の幾何学模様とか凄い色合わせの服とかをサラッと着てくるので、
ピエラーの間では「アイカジ(アイジカジュアルの意)」として親しまれる。


良くも悪くも、感情が外に出やすい。
ライブでも、機嫌がいいときは客が「アイツどうしたんだ。笑」と思うぐらいノリノリで、
会場に向かって叫んだり煽ったりはもちろん、独創性あふれる謎の動きを繰り広げたり、訳の分からないMCを展開したりと
ツッコミどころ満載な感じで非常に楽しませてくれるのだが、
機嫌が悪い時は、MC、パフォーマンス、どれをとっても明らかにテンションが低く、
表情も無愛想で非常にわかりやすい。

そんな感じなので、公の場で空気の読めない発言をすることもしばしば。
特に後期になってからは、「何で今それ言うのよ!」とか「思ってても口に出しちゃダメじゃん!」的な発言も。(爆
要するに典型的な天然。
本人に悪気はないのはよく分かるし、内容いかんというより言い方がマズイだけというのも理解できるのだが、
いかんせん、微妙に人を苛立たせるその言葉のチョイスとタイミングには、ちょっとした才能を感じる。
しかもフォロー下手なのでタチが悪い。
その辺を、「アイジはバカだからしゃーない」と受け入れられるかどうかで、アイジャーになれるかどうかが決まる。

ついでに言うと、ピエロへの思い入れの強さに関して、彼ほど落差の激しいメンバーは他にいない。
彼が一番ピエロにのめり込んでいた時代のピエロ愛はメンバーいち深く、
彼が一番ピエロから心が離れていた時代のピエロ愛はメンバーいち浅かった。
って本人に聞いたわけじゃないが、事実それが多くのピエラーの共通見解。
つまりは、表に出ちゃうその態度に、
とってもメリハリが効いていたのがアイジ。
その辺も、「アイジはあんな子だからしゃーない」と、手のかかる子供を持つ母親のような気持ちで見守れる人は、
非常にアイジャーの適性がある。
むしろその、しゃーなさに母性本能くすぐられてこそアイジャーの鏡。


そんなこんなで、愛されたり憎まれたり可愛がられたり疎まれたり、キャラ的には忙しい人だが、
そういうスキャンダラスさも含め、なんだかんだで結局華があるのがアイジ。
総括すれば、カワイイ系、またはウザイ系。(爆
きっと、カワイイと思える人はアイジャーになれるし、ウザいと思う人はなれない。
でも、
ウザい!けどそこがカワイイ!
っていうのはとってもアイジャー的。


解散後は表記を「アイジ」から「Aiji」に変更し、
アイジ本人よりもギャルいルックスの maya(まぁや)と「LM.C」を結成。
リーダー的立場になったせいか、喋りもだいぶ流暢になっちゃったりなんかしながら現在に至る。 PIERROT メンバー TOP へもどる。