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管理人にとっての PIERROT

ピエラー的自己紹介を兼ねています。
2度目の PIERROT 再結成を経た今、ピエラー歴はざっくり20年。
好きが高じて、このサイトの運営歴は10年超え。
ライブでの宗教的な一体感と、オフステージでのツッコミがい、けなしがいあるメンバーのキャラクターを愛する、
ごく普通のピエラーです。
何だかんだで、お騒がせなカリスマリーダー・キリト率いるこのバンドが醸す空気と、
ファンをわくわくさせてくれる活動的な姿勢が、今も昔も非常に好き。

ピエラーになる前はラルクファンだったのだが、
ラルクファンからピエラーになったことで私の「ファン」としての立ち位置は劇的に変わった。
それまで必死にバンドについて行ってたラルクファン時代に比べ、
ピエラーになってからは、ライブは行きたい時しか行かないし、
CD 以外のリリース品も「購買意欲が湧いたら」が基本。
メンバーに対しては悪口言い放題。
こうなってみてから、この方が性分に合っていると気づき、
以降、マイペースなピエラー人生が今日まで続くことになる。

悪口は愛の証です、をポリシーにしつつも、我ながら悪口が過ぎるなと感じる時が多々ある。
PIERROT 悪く言う人許さない族の方とは、きっと仲良くできません。
例えて言うなら、初恋の L'Arc-en-Ciel に対して、PIERROT は長年連れ添った旦那。
好きなところもあれば嫌いなところもある。
でも、好きか嫌いかと言われたら迷わず全力で「好き」と言えるし、
その思いがこの先変わる気もしない。
それが私にとっての PIERROT という存在。

ライブバンドなだけあって、やっぱり PIERROT のいいところはライブが楽しいところ。
「ライブ楽しい!また行きたい!」と思ったのは PIERROT が初めて。
きっと曲だけ聴いてたらピエラーにはなっていなかったし、
ライブ行ってなかったらピエラーにはなっていなかった。
ライブってよく、会場の熱気が、とか、臨場感が、とか言うけど、
それまでは、わりと大人しく聴くスタイルのライブしか行ったことがなかったので、
正直、熱気とか臨場感とか「ふーん?」な感覚。
そんな私にとって、PIERROT のライブは結構な衝撃で、
初ライブ参加時は、
「熱気!ある!盛り上がってる!暴れてる!ステージ遠いのに臨場感・・・!ある!!」
みたいな、プチ興奮状態。
でも、ボーカルキリトが曲に合わせてやる「振り」を観客がみんな真似するという
PIERROT ライブ名物の宗教的光景は、
映像で見た当初は恐怖映像そのものにしか映らなくて、
初ライブ参加のために非常に勇気を必要としたバンドでもある。
そのうちその、「振り揃い過ぎてて気持ち悪い。宗教。怖い。」が褒め言葉になるくらい
見るより参加するのが楽しいという事実を知るのだが、
あれは初心者にはインパクト強すぎた。
その恐怖感がなくなってからは、あっという間に病みつき。
ライブや作品リリースの度に、何かとコンセプトを設けたり意味付けをしたがるところも含めて、
「またぁー、好きだねぇそういうのー」とか言いながら、結局いつも楽しんでいる。

私が PIERROT の何に魅せられたって、
それはズバリ、異世界感。
私にとって音楽は日常の中で共存しているような存在だけど、
PIERROT の場合はそれの逆。
曲が鳴るとそこはもう PIERROT ワールド、みたいな、
一瞬でトリップできるような、非日常的な高揚感がたまらない。
なので、ピエラーっぷり全開な時の私の心境は
音楽というより映画やドラマと向き合っている時の心境に近い。
更に、素敵におバカ、素敵にいじりがいがあるのがかなり重要なポイント。
キメキメのカッコ良さの反面の、抜くとこ抜ける振れ幅の広さ、
もはや芸術的バランスの良さだと褒めちぎりたい。

そんな PIERROT は私にとって、
ミュージシャンというより「PIERROT」という名の壮大なエンターテイメント。
そのエンターテインメントの主軸に音楽がある、って感じ。
PIERROT の曲はもちろん好きだが、
「曲が好きだからピエラーになった」かと言われると、
ちょっとニュアンスが違う気がする。


下手(シモテ)ギターの潤に対するブレない愛が自慢。
エロさ、カッコよさ、可愛さ、作曲センス、デブさ、バカさ、ツッコミどころといじりがい、
これらを素晴らしいバランスで兼ね備えている潤を熱烈に愛しています。
潤個人というより、PIERROT メンバーとしての潤が好き。
このバンド内での立ち位置が、キャラクターとしてたまらない。
まだピエラー予備軍的だった時からジャーだったので、「かれこれ20年潤ひとすじ」と言いたいところだが、
実はジャー歴と同じだけの期間、裏タカー。
私に PIERROT を教えた張本人とその友人は今でも付き合いがあるが、
面白いくらい全員裏タカー(と表タカー)。
我らがアイドルは間違いなくタケオさんなわけなのだが、
そのかわり、どのメンバーよりもぶっちぎりでいじられている。
申し訳ない。
とは思っていない。爆
なにげに、ピエラーが4人もいるのにキリターが1人もいないというのも、ちょっと変わっている気がする。
そして、この集団における潤の評価は著しく低い。笑
たまに潤が褒められると何か裏でもあるのかと思うくらいだが、
おかげさまで、味方などいなくても微塵も動じないジャー精神が培われ、今日に至る。


ちなみに、PIERROT はビジュアル系だが、
私個人は先に書いたとおり、ビジュアル系は別にそんなに好きではない。
でも「PIERROT が好き」と言っただけで勝手に「ビジュアル系全般が好き」と解釈されることはよくある。
主にこれが面倒なので、基本的にピエラーである事実は隠して生きている。
好きでも嫌いでもないものを、勝手に好きと決められるのは面白くない。
まーでも仕方ないとは思う。
私だって、メタリカ好きとか言われたらメタラーかなとか思うし。
だったら言わなくていいやという、ただそれだけの話。
相手がピエラーだと分かったら、もちろん剛速球でカミングアウト。
基本的にはピエラートークは大好きです。 語り部屋トップへもどる。