ANDROGYNOS - THE FINAL WAR - under the Blue Moon -
2024.10.11 at 国立代々木競技場 第一体育館
<1日目>
遂にきたぞー!!7年ぶり 2度目の ANDROGYNOS!!
正式タイトルは「ANDROGYNOS - THE FINAL WAR - 」。
サブタイトルは初日が「under the Blue Moon」、最終日が「under the Red Moon」ということで、通称「月戦争」。
初日の今日は「under the Blue Moon」。
「蒼い月」というタイトルの曲を持つ DIR EN GRAY がトリを務める日程。
なので PIERROT は先攻。
おっしゃー!気合入れて行くぞーーー!!
この日は平日金曜日の開催なので、仕事はバッチリ午後休取得。
早退とかそんなぬるいことは言ってられない。
万が一狙い通り上がれなかったら、たまったもんじゃないからね。
直前まで仕事なんてしてる場合じゃーないんだよ。
今日という日が明けた時にもう、戦いのゴングは鳴っているのだ!!!(だったらフル休暇取れよ)
というわけで、開演前にたっぷり時間的余裕があったので、渋谷にある ESP ミュージアムにも立ち寄り。
メンバー使用楽器が展示されている「ANDROGYNOS 展」を見てから会場入り。
飾られてるギター・ベース、結構初期のやつじゃん!!懐かしいー!!ってなったが、よく考えたらそりゃそうか。
だって、最近のモデルはこれからライブで使うんだもんね。笑
場内撮影 NG だったけど、入口のポスターだけ OK だったのでパチリ。
時間があったので、開場前の VIP 入り口フォトスポットでもパチリ。
VIP じゃないのに。
だって、渋谷から来るとココ通る方が近いんだもーん。
一般ピーポー用の入口はこちら。
というか、会場こちら。
お花〜!!
今回の参戦メンツは、学生時代からのいつものラー友。
我々も全員40代なので、妊娠、出産、子育てといった話題とは無縁ではいられないお年頃。
これまで正にそのあたりの事情に翻弄されていて、やっと今回、遂に、遂に、再結成後初めての全員集合です。
長かったぜ・・・!!お待ちかねすぎた!!!
そんな感慨をよそに、口の悪い友はグッズ売り場で早速の暴言。
「え!!パンフって1日目と2日目で違うの!?2冊買わなきゃじゃん!!最悪!!パンフ下さい!!」
アンタね、スタッフの前で最悪とか言うんじゃないよ。
っていうか、「最悪」って言った直後に流れるように「下さい」って言うの、どういうこと。結局買うのかよ。
いいね。(いいんかい。)
ちなみに、「パンフ高い!!これだけで 2日で1万円!!」とか言いながら、結局全員お買い上げ。
片方からめくると全ページ PIERROT なのに逆からめくると全ページ DIR EN GRAY という仕掛けに、なにこれすげー!!と、そこそこ盛り上がる。
前回の ANDROGYNOS もこの仕掛けだったのに、すっかり忘れている我々。
そして、会場入りする前は PIERROT キーホルダーがちょっと可愛いなーとか思ってたのに、実物見たら想像の3倍ぐらいデカくてみんなで爆笑した。
最後に、全員(4人)でロトを1〜2枚ずつ買ってせーので開封したら、6枚中タケオさんだけゼロ枚。
我々、私以外は全員タカーなので(そして私も副業タカー)不本意すぎて全員でギャーギャー騒ぐ。
私は私で、自力で潤を引き当ててギャーギャー騒ぐ。
そのあと、潤のロトを譲ってもらってまた騒ぐ。
そんな我々のこの日の席は、1階スタンド下手側。
ステージほぼ真横ぐらいの位置で、アリーナで言えば前から数列目ぐらい。
ギャーー!!ちかーーーい!!
(公演前は写真 OK だったのでパチリ)
角度的にタケオさんも見やすいし、何より潤が近ぁぁぁいい!!神様ありがとうぉうお!!!
・・・と、ひととおり大喜びした後で、ふと、前回 ANDROGYNOS の時ってメンバー登場、どうだったっけ?いつもの 1人ずつパターンだったっけ?それとも、下手あたりから一斉にだったか?
などと口々に言い合う、記憶力&事前復習がダメダメな我々。
一斉に入場だったかな・・・?と意見がまとまりかけたあたりで(実際はそれは不正解だったのだが。笑)、開演時間約 5分押しでステージ暗転。
重々しい BGM が流れ、バックスクリーンには何やら争いを彷彿させるような映像。
それが一瞬スッと途切れるやいなや、ステージ中央からスモークまとってタケオさん登場。
タ・・・!!
ターーーケオーーーーー!!!
(間違った予想してたお陰で喜び倍増)
そこからいつもどおり、順番にメンバー登場。
久々に見るから余計だが、ホントこの時間、最高にワクワク高まる。
最初の1人がステージに足踏み入れたその瞬間から、このショータイムは始まっているのだ、みたいな。(鼻息)
7年ぶりに見るメンバーはみんな、そんなに変わってなかったが、
個人的に一番変わったなーと思ったのは KOHTA。
みんなの弟キャラから一転、グレーヘアにあごひげまで蓄えたイケオジ系に変貌。
玉置浩二感が凄い。
アイジは髪の毛にキラキラクリスタルたっぷりのヘアアクセ付けてて、結婚式の二次会系。
まぁでも、ジャーの私としては、当然ながら一番気になるのは潤ですね。
スカート系衣装の安定感は元より、
シンプルにサイズが気になる。大変気になる。
「何の?」は聞かないお約束。潤のサイズとしか言えないやつだから。(ほぼ答え言ってる)
まあ、最初に思ってたのよりは控えめだったようなそうでもないようなぉぉおーっとこれ以上は ※@&→↑▲%〜〜!!
最後のキリトはいつものとおり、たっぷり時間を取って満を持しての入場。
軍帽と黒装束で手には杖という独裁者感満載スタイルで、更に、左目にはくっきりピエロメイク。
ふぉぉおお!!!やってくれるわ!!!
そして、注目の 1曲目はなんと
「Haken Kreuz」。
ギャーーーーー!!!(歓喜絶叫)
何を隠そう、前日の私、こうだったらいいなぁーという思いを込めまくってセトリ予想などしていたのだが、その 1曲目予想がズバリ的中。
だって、前回 ANDROGYNOS・丘戦争の 1曲目が、インパクト絶大の「MASS GAME」なのよ。
それを上回る威力の曲といったら私の中でハーケン以外浮かばなかったし、
この1曲からライブ始まるって、攻撃力凄くて最高じゃない?とか思って妄想だけでフガフガしてたもんだが、それが現実になるなんてーー!!
この選曲、間違いない!!!今回も PIERROT は本気だ・・・!!!!(燃)
キリト&会場「Haken Kreuz !!!」
ぅぉぉぉおおおおおおおおおおお(ヘドバン)
7年ぶりの 1曲目なので、さすがにイントロで潤がお立ち台に上ることはなかったが、贅沢は言うまい。
ユラァ・・・としたメロディーに合わせて、ユラァ・・・と妖しくアクションする潤、とりあえず最高。
「時折り天を仰ぐ」のところでは、天を指さして盛大に仰け反り。
最初から見どころ多くて大変良い。
そこからの2曲目、期待を裏切らずの王道路線、
「Adolf」。
待っ・・・てました!!!これを聴かなきゃ PIERROT のライブは始まらんのだ!!
そして 3曲目はもう
「MAD SKY 〜」という飛ばしっぷり。
マジで待ったなしのセットリスト。
キリトは最初の1曲目から2曲連続でアウトロ高速回転かましてるし、マジで色々勢い凄い。
キリト「キチガイども!!狂ってますか!!」
うぉーーーーー!!!
キリト「虜ちゃんたち、元気ですか?」
会場虜「(ワーーーー!!!)」
キリト「あーあー、可ぁ愛いねぇ〜(目を細めて言う感じで)」
会場、笑。
キリト的に、虜は可愛がる存在なのか。笑
そんな感じで、序盤で早くもほっこりしたかと思ったら、お次が
「ドラキュラ」で再びうぉぉおおお!!!
更に続けて
「ENEMY」。
火薬特効、ドカーーーーーン!!!
ギャーーーーー!!!(ビビリ)
途中、ステージ中央ではキリトを挟んだアイジ × 潤の掛け合いもバッチリ。
「ドラキュラ」は、ちょっと前にキリトが Twitter で「我ながら、若さ故のやっちまった感のある曲タイトル No.1」と言及したり、ソロライブで聴きたい曲を募る時に「ドラキュラ以外で」と言ったりと、
作者本人から散々弄られていた曲なので、
イントロ鳴った時は、普通に盛り上がって「キターーー!!」って気持ちと、「ドラキュラやってんじゃんww」 という笑いをこらえる気持ちとがせめぎ合って大変だった。
でも、やってくれて嬉しいよ!!
振り上げた十字架をこの胸に突き刺す振り、楽しすぎぃぃぃ!!
そんなここまでの 5曲、お気づきだろうか。
なんと、全部ヘドバン曲。
アグレッシブ度ハンパなしラインナップ。
中盤の
「脳内モルヒネ」「ゲルニカ」「パウダースノウ」のあたりで、思わず優しさ感じてしまうぐらいのとんでもなさ。
・・・いや、よく考えたら、「ゲルニカ」は折り畳みヘドバン曲だった。
優しくなかった。
凄い。(良い)
そんな休み無しの忙しさの中、せっかくの下手至近距離という良席につき、隙あらば潤を見まくるジャー、私。
結構ステージ端のキワッキワまで来てくれることも多くて、そうなると表情バッチリ分かるぐらい近いー!!
・・・のだが、そういう時に限って、何かと視界に立ちはだかってくるカメラクレーン。
潤が来たーーーー!!!ギャーー!!
でもクレーンも来たーーーー!!!ふぬぉぉぁああ!!
というシーン多数で、幾度となく「キャー!!」と「うぉぉおおぃぃ!!(怒」の繰り返し。
月戦争だか FINAL WAR だか知らんがな、
今日の私の敵はカメラクレーンだ。
そこまでするからには、良い映像撮ってくれてるんだろうな!!?
期待バッチリで買ってやるからなバーローー!!!
決着は発売日だ!!!!鴨客上等!!
セットリスト中盤、
「鬼と桜」では、ライブ ver の壮大なイントロに合わせて、ステージから会場奥まで突き刺さるような真っ赤なレーザー光線。
1本、また 1本と光の線が増える演出、たまらなく神秘的。
最初の振りで拳を振り上げる時に思わず、「おおお・・・!!」と声が漏れそうなぐらい、雰囲気どっぷりで最高に高まる。
デカい会場で聴くこの曲、やっぱ格別よね。
でも、前回の丘戦争でキリトが盛大に歌詞を間違えていたので、今回は頼むよ・・・!!と、妙な緊張感も凄かった。笑
ちゃんときっちり歌い切ってくれたので、遠慮なく感動しました。7年前の心残りが、今ぁぁあ!!!
途中の MC では、キリトが「令和の時代に、キチガイたちがこんなに隠れていたんですねぇ・・・」とか言うので、
ピエラーがよく、PIERROT の話題になると急に湧いて出てくるなどと言われているのを思い浮かべて、だいぶニヤニヤ。
あと、ピエラーのこと「ラー」って言うし。
しかも、言ったあとで「『ラー』って。笑」って言うし。
もう、ますますニヤニヤ。
キリト「たまに暴れないとおかしくなっちゃうんで、今日は存分に暴れっててください!!いいですか!!」
望むところだバッチコイ!!!!
っていうか、ホントそのセリフのとおりだから、定期的に暴れる機会(=再結成)与えて下されよ!!!
ここまで、実にハードなセットリストだが、後半に差し掛かったあたりの
「RIBIRTH DAY」で雰囲気ガラリ。
しかも、お立ち台に座って爽やかな雰囲気漂わせるキリトの横に、アイジがスッとやってきて隣に座る場面まで。
「♪隣には優しく微笑む君がいて」の「君」はアイジだったのか、ってぐらい、マジで優しい笑顔のアイジ。
ステージ眩しいぃぃl!!空気が幸せぇぇ!!
かと思ったら次曲、キリトの煽り MC からの爆音でブチ込まれる
「CREATURE」。
正直、こちらの体力的には全然余裕なんてないが、このイントロが鳴ったら条件反射的に体が動く。
このタイミングで「CREATURE」ってド Sっぷりが、むしろ最高です。
「Upset...!!」で拳を突き上げながらパワーチャージして、「Now !!」の突き上げの勢い借りながら頭打ち下ろして振る!!
これでもかと振る!!
そっからのダメ押し、お次、
「蜘蛛の意図」。
うぉぉおおおおお!!容赦ない!!!
もう、燃え尽きる覚悟で駆け抜けてやるわぁぁ!!
キリト「頭振れーーーー!!!!!!」
うぉぉおおおぁぁああああーーー!!!
そして、存分にやりきった・・・!!となったところで、ご褒美タイムの
「HUMAN GATE」。
CREATURE 〜 蜘蛛の意図のバッキバキな雰囲気から、まばゆいーーー!!って感じの輝く空気に一転するこの感じが、
最高!!!
めっちゃ最高!!!
銀テープも盛大に舞って、ホント最高!!!
我らの席まで銀テ飛んでくるかな、、、と期待してたが全然、遠い・・・!!!
だが、最高!!!
そしてアウトロのヘドバンーーーー!!!疲れてるはずなのに振らずにいられないーーーー!!!
ぬぉぉおおおおおおお!!!(気合い)
ちなみに、本日の "白馬の騎士" は潤だった。
2回中2回ともだったか、1回だけだったかもう忘れたが、とにかく潤だった。
ポンコツかつ潤バイアス脳ですけど、何か。
とにかくここまで、勢いと攻撃力をギュギュッと詰め込んだ感じのセットリスト。
満足感もたっぷりな反面、実にあっという間だったな・・・という寂しさもまた然り。
でも、そんな中でのキリト MC。
キリト「次で PIERROT は最後なんですけど、まぁ、あとは DIR EN GREY を見てってもらって。」
あまりにサラッと言うから、なんか会場から笑い起きてるし。
キリト「あとは、ね。DIR EN GREY 見てってもらって。こっからが本番みたいなもんなんで。」
2回言う。笑
でも、ラスト曲定番の蜘蛛の意図と HUMAN 〜 が演奏されたってことは、今日はきっとこれで終わりかぁ・・・なんて思ってたので、
あと 1曲あると言われて、嬉しい嬉しい。
ラストは、待ってました!って感じの
「SEPIA」。
これが 2日目のラストだったら妙にセンチメンタルにもなったかもしれないが、
明日もまたライブがある、と思いながら聴く SEPIA はしっかり甘酸っぱくてとても良かった。
アイジのコーラスが「ラーラーロー」だったかどうかは、一生懸命耳を澄ませたがよく聴き取れず。
でも、事実はどうあれ、「ラーラーロー」だったことにする。(耳済ます意味なし。)
・・・といった感じで、初日公演は終了。
いやー、満足満足。
7年ぶりだが、それでいてスっと昔の感覚に戻れた的な、PIERROT はずっと続いていたような地続き感が心地良し。
でもやっぱり、久しぶりに生で見られた・・・!!という嬉しさ、爆発的。
脳モルのイントロで潤がギタートチってたのでさえ、わぁぁ生演奏だぁぁぁぁ音源だったらこうはいかないもんんんんーーーとか思って、なんか間違った感動さえ覚える始末。
あと、アイジがノリノリで嬉しかったわ。
アイジがノリノリであればあるほど、これでこそ PIERROT だぁぁ!!とか思うのよ。
ほんと、良かった。
唯一の心残りはやはり、ハーケンのお立ち台潤が見られなかったことですね。
まあね、7年ぶりの1発目だから、そうなるよね。
ここで潤がお立ち台に駆け上がったら、7年の時を経ての1曲目が潤スタートなの!?って、なるわ。
ジャーの私でもなるわ。
そう考えると、年数開けた久々ライブがハーケンから始まるというのは、
爆発力でもってテンションぶち上げになる反面、ジャー的にはヌヌヌ!となる、諸刃の剣だと実感した初日であった。
でも、我々には2日目があるのだ!!
ハーケンお立ち台潤も期待しちゃうよーーー!!!
■■■ SET LIST ■■■
1. Haken Kreuz
2. Adolf
3. MAD SKY
4. ドラキュラ
5. ENEMY
6. 脳内モルヒネ
7. ゲルニカ
8. パウダースノウ
9. 鬼と桜
10. REBIRTHDAY
11. CREATURE
12. 蜘蛛の意図
13. HUMAN GATE
14. SEPIA
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