自己満足系気まぐれ更新日記

2023/06/07
男子体操・NHK杯 2023.5.21

先月の話になってしまったが、
体操NHK杯(男子)の試合を見に行ってきた。

体操の試合観戦は好きなのだが
もっぱらテレビで見る専門。
でも、ちょっとしたきっかけがあって
たまには現地で見てみるか~!
となったのが4月の全日本選手権。
満足度はまぁまずまずで、
やっぱり解説があった方が見やすいな~
こりゃーやっぱり現地よりテレビのが良いってのが結論か~
とか思ってたら、
NHK杯はイヤホン付き座席があるとの知らせ。
ムム!俄然食指が動く・・・!!
そう言いつつチケット購入サイトにアクセスしたのは
試合1週間前ぐらい。
だがしかし、幸運にも鉄棒ド真ん前最前列に空席。

マジ!!
これは行くしかないんでは・・・!!

というわけで、いそいそ参加。
全日本選手権でもゲットした「ガンバ!」のうちわ、
今回ももらえたよ~♪
(プログラム購入特典)


座席は全日本選手権と似たような席の3列目。
その時も、近い!うひょー!!となったのだが、
今回はさすが最前列、めちゃくちゃ近い。
3列近づいただけとは思えぬ迫力と快適さ。
着席と同時に鼻息。
そしてお楽しみの解説イヤホンを耳に突っ込んで
いざいざ・・・♪と思ったら、
うわぁぁぁああああああああん・・・!
音が篭もりまくって何言ってるか分からない!涙
私、耳の性能がちょっくらB級なので
この手の聞き取り不得手なの。
これは私の耳との相性が悪すぎる。涙
と思ってたところ、
ふと思いついて音楽プレイヤー用に持ってた自分のイヤホンに取り替えてみたら、

・・・!!
超クリアに聞こえるーーー!!!(感動)

いやー、危なかった。
でも、おかげで解説付き観戦をバッチリ堪能。
ズバリめちゃ良い。とても良い。
やはり複数種目があちこちで同時展開という
体操競技の特性上、
見どころが曖昧なまま見ていると
漫然とした観戦になりがち。
その点、解説が果たす役割って
かなりとってもめっちゃ効果的で、
ここが注目だとか、
今のは良かったとか良くなかったとか、
逐一言ってくれるのがとってもメリハリ。
ただでさえ目が忙しくて見落としリスクが高い競技なので、
見どころ予告は本当に助かる。
コレよ、コレコレ。
素晴らしい。快適。
たまに小話挟まれるのも地味に良い。
これでスコアがリアルタイムで見れれば
文句ないのになーーと思っていたら、
今回はなんと、それもあった。

ちょっとお待ち。
全日本選手権の時のイマイチポイント、
まさかのあっさり全解決。

加えて、NHK杯は予選がないので
プログラムも大会当日仕様。
(全日本の時は予選にフォーカスした内容)
なんだか拍子抜けするぐらいだったが
おかげでたっぷり楽しめた。
これは現地に見に来る価値あるな!!

強いて言うとしたら、
イヤホン解説はもっと数を導入しても良い気がする。
この解説、どの席でもオプションで付けられるわけではなく、
一部の限られた席でしか聴くことができない。
ふぅーーーむ。
端末を準備する都合なのかなーとも思うが、
だったらスマホのアプリとかで何とかならないものなのかね。
でも、
イヤホン解説がある座席はどれも
会場西側だったので(多分)、
送信側の都合なのかもしれない。
会場全域で受信できる電波を飛ばすのが難しいとか。
ま、あくまで想像なので分からないが、
とりあえず今回はその恩恵を受けられた身なので良し。
無問題。


試合の方はというと、
とにかく鉄棒が目と鼻の先なので
迫力満点で大変楽しめた。
特に、種目別枠の選手の凄技。
離れ技2連チャンで、会場からも歓声。
すーげーーーー!!
それもイヤホン解説で分かったんだけどね。

解説「ゾンダーランドのような云々~」
私「(!?)」

鉄棒の神様、ゾンダーランドの名前を聞いて
ムムッ!?っとならないわけがない。
知らない選手だったからノーマークだったし、
ほんと、イヤホン解説なかったら見逃してたかもしれない。
重ね重ねありがたい。
そして選手の名前は忘れてしまった。
申し訳ない。

あとは、ゆか。
鉄棒の次に近い種目だったのだが、
スペシャリストの南一輝の演技は凄かった。
他の選手と比べて一段とダイナミック、かつ速い。
ひねりの回数が凄いんだわ。
たしか技はシライだったような。
(記憶曖昧だしシライ2とか3かもしれない)


試合全体的なところで言うと、
全日本選手権で既に日本代表に内定している橋本の他に
あと2名の代表が決まるのがこの試合。
私としてはバンザーイ!!だったのが
萱の代表復帰。
いよっ!!待ってました!!!
冷静沈着タイプの橋本と、熱血の萱。
2人が代表に揃って嬉しいのぉー。
3位は三輪哲平。
若手かと思ったら 22歳でそこそこの年齢。
やっと掴んだ切符のようだ。

以上3名がこの時点での代表内定者だが、
残る2名はこの NHK 杯で 8位以内に入っていると
ぐっと確率が高まるらしい。
私が知ってる選手でそこに入っているのは
7位・8位の谷川兄弟。(航が7位)
北園は9位。
惜しい・・・!!!
でもまだ代表入りの可能性はあるのかな?
どうなんだ?
とりあえず今後も応援。
土井陵介は全日本から1つだけ順位を上げて 18位。
厳しいのー。
まあでもまだまだ先がある選手だからね。うん。

橋本はこの NHK 杯で鉄棒の大技・リューキンを解禁したが、
あえなく落下。
それでも首位を守った安定感はやっぱり凄かった。
絶対的エース感の手堅さよ。
本当にいつの間にこんな選手になったのかねー!!
大会3連覇は内村以来だってよ!!
その内村は 10連覇・・・って、
ちょっと比較対象が凄すぎるな。笑
まぁでもそこに迫る記録をこれから出すかもしれない
って思える選手が出てきて
本当に良かったわぁー。
世界の頂点を争える選手が日本にいるっていうのは
やっぱり本当に楽しいわ。

その他に、
この日一番と言っていいほど驚きの結果を残したのが
田中佑典。
なんと 14位。
しかも、全日本・NHK杯の Eスコア合計トップ選手に贈られる
SEIKOエクセレント賞を受賞。
いやはや。
もう、レジェンド感が凄いの何の。
33歳って年齢で NHK 杯に出てるだけで凄いのに、
なんかもう、拝んどいた方が良いんじゃないか?って感じ。
凄いしか言えない。
凄い。
今ごろになって初めて会場に観戦しにきた私が、
田中佑典の現役選手としての演技を
この目で見られる嬉しさよ。
心の底から恐れ入るし、舌巻く所存。

ちなみに、
この日も付き添いで来ていた田中兄・和仁を会場で発見。
米田も発見。
ここまでは全日本の時と同じだが、
今回はそれに加えて冨田も発見。
それもイヤホン解説で気づいた私。

解説「○○選手、冨田とハイタッチしてますね~」

なぬ!!冨田!!
・・・ホントだ、いたーーーーー!!!

その他に、会場には白井も来てたっぽいのだが
(体操協会公式インスタに動画があった)
彼は見つけられなかった。
うーむ、残念。



最後にちょっとこぼれ話的なものをするならば、
私の席の近くに座ってたお姉さん、
応援がとっても強火で何かよかった。
体操関係者なのかもしれないが、
見ててちょっと元気出た。笑
しかも、
演技を見ながら横目で連れのおじさまに
観戦マナー的ダメ出しまでするといマルチプレイ。
凄い。笑
なんだかとても微笑ましかったですありがとう。笑



以上、全日本選手権より更に楽しめた NHK杯でした。