今日はちょっと、
クソ真面目でズドーンと重い、私の話。
人の目に触れるところに書くと
気持ちに整理がついたりもするし、
もしかしたら誰かの役に立つかもしれないな・・・
もしかしたらだけど・・・。
あとで消すかもしれないけど・・・。
などと思いながら、書いてみる。
私には決定的に苦手なことがある。
それは、「人が話していることを理解する」こと。
最初にはっきり自覚したのは、受験のときだった。
講義を受けるタイプの学習塾が苦手。
教員が話すペースについていけない。
話す内容に疑問点があると、
そこから先の話が理解できない。
「とりあえず疑問は置いといて、先の話を聞こう。
疑問点はあとで聞こう」
これが苦手。
そして、
そういうシーンが多すぎて話にならない。
たぶん、理解のペースが物凄く遅いのだ。
そして、
他人のペースに理解を合わせることや
自分のペースを乱されたときの対処が
異常にヘタ。
思えば、映画もちょくちょくストーリーに着いていけない。
心理描写が丁寧な映画や邦画はマシだが
(文化や表現が同じだから邦画は理解しやすい)
洋画のハードボイルドやミステリーなんかヤバイ。
役者の顔も区別つかなくて、余計混乱する。笑
社会人になって、自覚は確信に変わる。
私は IT技術者なので、
セミナーというものによく行かされた。
そこでも同じことが起きる。
聞く側になんとか理解させようというスタイルの
学習塾ですらあれだったのだから、
セミナーなんてもっと置いてきぼり。
どうせ理解できないと
諦めて臨んだからこうなったわけではない。
毎回「今日は頑張ってついていこう」という思いはある。
それが証拠に、
一度だけ内容についていけたセミナーもあった。
感動した。笑
だが、逆の言い方をすれば、そのたった一度だけ。
めちゃくちゃ例外的だった。
後にも先にも、
あんな分かりやすいセミナーはなかったね。
この欠点は、
私が社会人生活を送るうえで結構やっかい。
一番わかりやすく困るのが、
打合せの内容についていけない。
不明点をメモしておいてあとで聞くのだが、
そのメモは
「このあたりがサッパリわからない」
とかだったりする。
それを質問する時の、相手のガッカリした顔というのは
何年経っても慣れない。笑
マンツーマンのときはもう少しマシ。
相手の話を止めて、
いちいち確認しながら進められるからね。
露骨に嫌な顔をされることも多いので、
いちいち凹むけど。
いちいち凹みながらも、
頑張って話を進めた結果、
結局わからなかったりするけど。笑
その時の相手の、
がっかりした顔とか苛立った顔といったらないよね。
私が言うのもなんだが、心中察するよ。笑
でも、
そんな相手を前にしながら、
私の心は音を立てて折れる。ボッキリ。
目の前で溜息をつかれたことなんて、
何百回じゃあ済まない。
そういう反応を覚悟して、
でも仕方ない、分からないんだから聞くしかない、
そう自分を奮い立たせて、
相手の嫌な顔をなるべく見ないようにして、
頑張って理解を勝ち取ろうとするんだけど、
心無いことを言う人はいるもので。
何度も言われたセリフだけど
いまだに何度でも傷ついてしまうセリフがこれ。
「分かろうとしていない」
「理解を諦めているように見える」
相手にはそう見えるんだろう。
辛い。
必死に分かろうとしているときにこれを言われると、
いよいよ自分の理解能力は
人としてのレベルに達していないんだな、
とか思う。
確かに、あまりにも話が分からないと、
途中から話が頭に入ってこないことはよくある。
でも、
私なりに頑張って理解しようとしているし、
会話だけでダメならメモも使って工夫もしているし、
それでもサッパリ理解ができないときは多い。
思い込みというか、
思考があさっての方に行っていて、
意味のないところで必死に考えててそうなってる、
そういうパターンも多い。
長々と話して、途中でそれに気づいたりする。
あ、○○じゃなくて××か!
どうりで話が分からなかったわけだ!
こういう瞬間はちょっとホッとしたりもするんだけど、
たいてい、それを上回る負の言葉が待っている。
「最初っからずっとそう言ってんじゃん」
「一人で思いこんでて話聞いていないんだもん」
そんなつもりはないからこうなるんだけどね。
思い込みに気付いてないし、
何か思い込みをしてるんだろうと直感しても
その思い込みが何だかわからないし。
それを頑張って紐解いて、
思い込みに気付けた場合に、
こういう言葉が降ってきたりする。
なるべく気にしないように、
思い込みが解けた喜びの方に目を向けるように、
そういうふうに心がける。
でも、やっぱり傷つく。
傷つく必要なんてない、
気にしなくていい、
そういう人はいるだろう。
でも、そんなわけにいかないのだ。
だってもう、ナイフは刺さっちゃってるのに。
肌にナイフ突き立てて、血流してる人に、
そんなこと言ったってしょうがないんだよ。
じゃあ、このナイフは何なんだよ。
そんな感情からの防御策は1つしかない。
話を聞かない。
それなりにこういう自分を長く生きてきたから、
自分が理解できない話っていうのは何となくわかる。
あ、これ、この先聞いても、多分理解できない。
そういうときは、最初から聞くのを諦める。
頑張るから人は傷つく。
できないことを自覚して傷つく。
できないことはやらなくていい。
やらなくていい方法を見つけるのだ。
その部分は誰かに理解を任せる。
この人が理解して、その先もやってくれるから、
私は理解できなくてもいい。
そういう人を、部下を、確保できるよう頑張る。
そちらの方向で、頑張る。
でも悲しいかな。
会話というのは人の日常なので、
「理解できない会話」から
完全に逃れることはできない。
だから、
多かれ少なかれ、
理解できなさそうだけど頑張って聞く、
どうせ聞いても分からないから話を聞かない、
このどちらかを発動するシーンは出てくる。
2つ目のやつを発動するときはもう、
話を聞いていなかったことで発生するあれこれは覚悟の上だ。
こないだ打合せ出てたくせに
なんでこれやってないの、分からないの、
となっても
「あれ、そうでしたっけ。すいません。」
「ああ、できてませんでした。すいません。」
私は鈍感力を身に付けた。
怒られてから考える方が楽だ。
そう割り切って何年も、
生きてきたつもりだったんだけどね。
やっぱり、そう単純に割り切れないもんだよね。
覚悟はしていたはずなのに。
どう考えたって、話聞いてないほうが悪い。
それは自分だって分かってるんだ。
わかっているからしんどい。
覚悟していてもしんどい。
話聞いて分からなければ後で聞け。
これが正論ではあるよね。
私だって、人に言うもん。笑
それをやってるとキリがないし、
そうした結果
「別に大した話じゃなかった」「聞いて損した」
とか思うこともわりとある。
でもだからって、
それが言い訳でしかないことは分かってるよ。
うん。分かってるんだ私だって。
疲れたなぁ。
ちょっと休みたい。
みんなが当たり前にできることが、自分だけできない。
それを自覚する瞬間は、
何度体験してもやっぱり辛い。
「なんで分からないんだろう。」
みんなの顔にそう書いてある。
あからさまにガッカリした顔と、急な無表情、
漏れる溜息、困った顔。
そういう人に囲まれた時の疎外感って、
何度直面しても、うまく受け流すのが難しい。
理解されない。
頭では理解してくれてる人もいるけど、
それでもやっぱり顔には出る。
イライラもするだろう。
分からないって言うけど、こっちだって困るんだ。
本当は分かってるのに分かってないふりしてるんじゃないのか。
そう思ってるだろうし、
そう思う気持ちは分かる。
できない私を、常に気にして接してくれなんて言えない。
言えないし、本意じゃない。
人間、ひとそれぞれ。
長所があれば欠点もある。
そんな月並みな言葉は聞き飽きたし、
何の慰めにもならない。
なんなら嫌いだ。
こういうシーンで聞くこの無責任な言葉の響き、
好きになれない。
この文章を上司に提出したら
どういう顔するのだろう。
なーんてね。笑
でも、
これを書いたあと、上司に伝えてみた。
「少しだけ、聞いていただきたい話があります」
私はこういう人間です。
だから何というわけでもないですし、
結論もないですが、
知っておいていただきたくて、と。
勇気は必要だったが、言ってよかった。
「知っておいていただきたいだけなんです」
「聞いていただいてありがとうございました」
これが魔法のワードなのよね。
ただただ聞いてもらえた。
これだけで、だいぶ楽になったわ。
別に、
それで特別扱いして欲しいわけでもなく、
宣言するだけで楽になることもある。
事情だけでも、知ってくれてる人がいる。
そう思うだけで、
胸のつかえが少し取れたようなね。
吐き出すって大事ね。
私は、文章にすることで思考も整理されるから
文章に吐き出すことも大事ね。
もやもやしてる人、一度お試しいただきたいね。
これで終わると
ちょっと救いのない感じもあるので、
最後にひとつ。
こういう欠点は 100% 悪いことばかりでもない。
私はこの欠点のおかげで
資料を作るのがとても得意になった。
自分に理解力がないから、
「わかりやすい資料」というもののセンスが、
人より大きく発達したんだよね。
説明資料、提案書。
資料と言えば私の名前があがるほど、
部内で私は、
一定のステータスを獲得している。
どうだ、凄いだろう~?(盛大なニヤリ)
でもこれ、長らく長所だと気づいてなかった。
実はこういう資料って、
苦手な人多い。
得意な人少ない。
だから重宝される能力なんだけど、
それに気づかなかったのね。
大した能力じゃない、
その気になれば誰でもできる、
私は頭が悪いから
これぐらい出来なきゃ差し引きゼロにならん、
・・・なーんて思ってたのに
そうじゃなかった。
だから、
もしかしたらアナタにも
自分では気づいてない長所があるかもよ。
(ドヤァ)
そんな、
珍しく重~い今日の日記が、
誰かの役に立ったりしたら、
私は嬉しくて、ちょっとチビってしまいそうです。
下品ですいません。
